どうも、佐々木(@moto_ssk)です。
まもなく2018年も終わりを迎えようとしていますね。
2018年を漢字で表すなら?と聞かれれば、間違いなく「書」だと答えます。それくらい僕にとって「書く」ことに取り組んだ1年でした。
具体的にどんなことに取り組んだのか?という話はnoteにまとめています👇
ブログでは「どんなスタンスで『書く』に取り組んでいたのか?」というノウハウ部分にフォーカスを当て、それによってどんな成果(変化)を得たかをまとめていきますね。
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本題に入る前に、ノウハウなどを考えず、ただただ惰性で書いていたころの話を少し…
ブログに関しては4年ほど前から取り組んできましたが、独自ドメインを取得して、自分でサーバを借りて…と本格的に始めたのは2018年の3月からなんですね。
以前は「はてなブログ」で更新を続けていたんですが、書いたり書かなかったりムラっ気満載で。なので4年でやっと100記事とかでした。
ただ、「そんな惰性で続けてもな…」という想いと「どうせ時間費やすならお金に変えてみたい」という想いから、Wordpressに移行したのがちょうど3月です。
(ちなみに3月から今日までに作成した記事は約140記事でした。お金出すと行動が変わる典型例。)
さっそくGoogle AdSenseも導入しました。しかし半年やってみたものの収益は3,000円くらい。
どうすればもっとお金が増えるだろう?と「○○法」みたなものばかりを追い求めてたんですね。
そして漂着したのが「アクセス数 > 書きたいこと」でした。
「自分」のメディアとして始めたはずのブログなのに、いつしかアクセス数ばかり追い求め、自分に疲弊していく。そんな状態になったのでAdSenseは早々に辞め、今はしていません。
今は「お金」ではなく「僕が提供できる価値」は何か?を考えて発信するようにしています。
まず、僕が主に使っている媒体は「Twitter」「ブログ」「note」の3つです。これら3つをどのように使っているか?という話をしていきます。
まず図にすると以下のような感じです👇
僕の場合、直接「お金」に換金できる媒体は「note」です。
僕は普段、ハイブリッドSEとして「SE」と「講師」の二足のわらじを履いています。「note」ではキャリア経験知のノウハウを主に発信しており、有料記事の販売もしています。
そこで、「noteを読みたいな」と思ってもらうにはどうすればいいか?を考えました。
この3つのなかで人目につきやすく、かつ、フォロワーがもっとも多いのはTwitterです。なので、Twitterを通して「佐々木って何してる人?」を知ってもらうようにしたんですね。
具体的には、「SE」「講師」「エンジニア」「プログラミング」というキーワードが引っかかるようなツイートを多めにしました。
ブロックチェーンの技術はとても革新的。そこにたまたま乗ったのが仮想通貨。でも、メディアの報道は仮想通貨=怖いが強かった。情報の届き方的にどうしてもマスメディアの影響は大きいので、順序が変わればというのは確かに。お金が絡むと、有益性の前に見栄や世間体ってやつが割り込んでくる。と思う https://t.co/aAjVSRiAre
— 佐々木基之 (@moto_ssk) August 10, 2018
技術が好きな人は言い方気にせずに言うと「勝手に」勉強する。教える側が1言えばそっから10くらいに拡げて自分で勉強する。勉強のためになってる人は教える側の1を素直に1として受け入れる。それがいい悪いじゃなくて、そういう傾向にある。
— 佐々木基之 (@moto_ssk) August 25, 2018
プログラミングしてて感じるのは、完成が早い、エラー解決が早い人の大きな特徴は検索能力。ゴールの大体の概略ができてることもあるけど、詰まったときに最適なキーワードにたどり着くのが早い。調べりゃわかるって言ってしまえば乱暴で、何で調べると早いかを教える、教わることは結構大きな差になる https://t.co/PCRb83RyYk
— 佐々木基之 (@moto_ssk) September 8, 2018
すると、エンジニア系の人からちょいちょいフォローされるようになったんですね。
さらに「エンジニア」として著名な方のツイートをRTする形で意見を述べ、それがRTされることで「あの人がRTしてる人なら…」作用も働いたようで、ガガガっとフォロワー数が増えました。
このように、「何の人か?」をまず知ってもらうことを意識してTwitterで情報発信しています。
Twitterを通して「佐々木基之=○○な人」という構図ができてくれば、少なからず僕の情報発信に興味を示す人は出てくるので、そんな人たちをグッと引き込むことを考えました。
そこで取り組んだのが、自分の価値観を前面に出したブログ記事を作成することです。
やはり「ブログ」は自分のメディアですから、自分色をガンガンに出すことを意識しています。
ブログの名前も「Motologue」としているのは「自分(Moto)の考えを自分の言葉で発信する(logue)こと」に由来しています。
例えば「エンジニア」に関する内容であればこんな記事です。
エンジニアは自分のプログラムなどを公開して、それを「ポートフォリオ」的に活用して転職活動をしたりするのですが、それをネタに情報発信どんどんしよう的な記事を書いたりもしました。
このように、自分の色味を入れつつ、自分のメディアなだけにガンガン主観、主張といったオピニオンを出すことで、より興味を持ってもらうという意識で情報発信しています。
最初にも言ったように、僕の場合、直接「お金」に換金できる媒体は「note」です。
なので、Twitter→ブログを踏んでくださった方が「こいつの話もっと聞きたい」と思ったときに手を取ってもらえる内容であることが必要になってきます。つまり、リアルさ(具体さ)が不可欠なんですね。
「ブログ」ではオピニオンをメインに出しますが、「note」ではノウハウをメインに出しています。
要は「お前の意見はわかった。わかったから、実際にどうやってんのよ?」って部分ですね。
ただ、「僕が普段やっていること」を記事にしていますし、無償提供するわけにはいかない部分も当然あります。当たり前の話ですが、よくも知らない赤の他人に秘策をベラベラ語るやつはいませんよね。もちろん信頼している人や成長してほしいと願う相手になら投資と割り切って伝えることはあると思います。
なので、それはオンライン上でも同じです。
ある程度信頼関係ができている方に伝えたいし、僕に価値を感じている方に読んでほしいという想いがあるので、そういった内容の場合は「有料記事」という形で提供しています。
そこで購入いただけないということは、僕の情報発信が信頼に値しないという判断になると思います。
ちなみに、「note」ではこのような記事を書いています。
現役エンジニア、現役講師の目線でリアルな現場の様子や「中の人」として感じていることなど、経験知を切り口に情報発信しています。
👆で紹介した記事はいずれも有料記事ですが、実際に購入いただいてます。
とはいえ、「note」が有料記事ばかりだと「買ってくれよ」という無言の圧力のようにも受け取れるので、無料記事もいくつか書いています。ただ、無料記事の場合はブログと同じようにオピニオンを中心にしています。(オピニオンにお金を払ってもらえるのはインフルエンサーだと思います。)
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僕はこのような形で「Twitter」「ブログ」「note」を使っています。
noteを使って「価値を提供する」ということを考えると、マーケティングの要素が必要になってくると強く感じるんですね。惰性でブログを書いていた1年前とはエライ違いです。
それを継続することで「マーケティングもっと勉強したい」と思うようになり、「書くメシ」を立ち上げるに至ります。
よくブログなどを始めると「ひとまず100記事」という謳い文句をあちらこちらで目にするようになりますが、「書く」習慣作りであれば100記事もいらないかなと。なにより、僕みたいに惰性で書いて100記事を迎えたところで特に何も変化はないですから…
今回お伝えしたようなことを考えながら「書く」と向き合うことで、ひとつひとつに理由を持てるようになったんですね。しかも他人のやり方を観察することも楽しくなりました。
そのせいか、今では「書かないとしんどい…」という状態にさえなっています。
2019年は「ことば」の力を信じて、開拓して、今以上に「書く」という武器を磨いていきます✊
もしこのブログを読んで「自分も2019年はnote始めようかな…」と思った方へ。
さらに参考になればと、僕が「note」をはじめてよかったこともお伝えしておきますね。ぜひ参考になさってください。
それでは良いお年を。本年もありがとうございました!