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AIにより消える仕事もあるが、新たに創出される仕事もある

AIが新たに創出する仕事

Amazonの「Alexa」を搭載したスピーカーが日本でも提供開始となりましたね。

Alexaはクラウドベースの音声認識サービスです。
音声を入力信号として処理を行うわけですが、音声を処理する際にAIを使っています。

今後ますますAI技術は様々な業界、業種に展開されていくことと思います。
ニュースなどではAIの登場により消える仕事がまとめられたりしていますよね。

一方で、AIの登場により新たに創出される仕事も当然あるということで、
今回はAIと仕事について考えてみました。

2020年はAIにより230万件の仕事が創出される?

AIが注目されるようになると、メディアを中心にAIにより消える仕事もフィーチャーされますよね。実際、そのような記事を見て、自分は大丈夫かな?と心配することもあるかと思います。

AIの登場により消えると言われている仕事の多くは事務作業のように、
仕事の仕方がある程度決まっているもの(ルーティンワークのような)です。

ガードナーというIT分野における最大規模のICTアドバイザリ企業によると、
2020年にはAIにより新たに230万件の仕事が創出されると言います。

www.itmedia.co.jp

AIと敵対するのではなくAIを活用していく

ハリウッド映画でもロボットが意思を持つことにより、ロボットに支配されていく話がありましたが、どうしても「人間 vs AI」という構図を描きがちです。

囲碁の世界でも「AlphaGo」という人工知能を搭載した囲碁マシンが、世界最強と謳われる囲碁棋士に勝利するというニュースもありました。

しかし、AI登場により恩恵を受けているものも確かにあるわけです。

例えば、自動運転技術。誤発進や衝突防止など、事故を防ぐことに繋がります。
他には検索エンジン。普段何気なくインターネットで検索していると思いますが、
裏側ではキーワードをもとに質のよいサイトを学習し、検索結果として表示しています。
このように、AIの登場により便利になっていることは数多くあるわけです。

AIを活用することにより、仕事(職業)自体は同じでも、今と同じ仕事内容でなくなることは大いにあると思います。

仮想通貨など新たな形態の価値が取り込まれていく

現在、仮想通貨は非常に注目を集めており、通貨は約1000種類に及びます。
リンクしている記事の関連記事にもありますが、世界中で総額1550億ドルが流通しています。

現在世界で流通している暗号通貨の総額は1550億ドルで、今後も増加し続けるという。暗号通貨は、それを支える技術基盤やビジネス基盤よりも成熟している。

仮想通貨の思想的にも技術基盤的にも、国が仮想通貨を止めることはほぼ不可能であり、仮想通貨を採用するサービス、企業は今後ますます増えていくと思われます。

なにより、銀行としては客離れを起こさないためにも自身で仮想通貨を発行したり、仮想通貨を扱うようになっていくと思います。実際、取り組みは始まっていますよね。

銀行が仮想通貨を扱うようになれば、毎月の給料の支払いが仮想通貨になったり、
仮想通貨で金融サービスを購入するという世の中になっていく可能性があります。
銀行の窓口が人ではなくAIに置き換えられることだって有り得ない話ではありません。

これまでとは大きく異なる、新たな形態の価値が取り込まれようとしています。

AIの登場により、消える仕事も当然あると思いますが、
冒頭で紹介したAIスピーカーのように新たな価値(製品)も当然のごとく出てきます。

今すべきことは悲観することでなく、今から何ができるか?どう備えるか?を考えることだと個人的には思っています。

つい先日、仮想通貨を始めました。(coincheckという取引所を利用しています。)
自分のお金を投じることで不安な面は当然ありますが、投じることで調べたり、人に話を聞いたり、主体的になれていることも事実です。仮想通貨の口座開設方法もまとめているので、ぜひご覧ください。

AIの登場で世の中はどう変化するのか?どんな仕事が求められるのか?
仕事のイメージを持ち、必要なスキル、知識を蓄えていきたいものです。