どうも、佐々木(@moto_ssk)です。
僕はSE×講師として働いていて、プログラミングも仕事のひとつとして取り組んでいます。
最近でこそ「AIに仕事が奪われる」論調を聞く機会は減ってきましたが、一部では「AIに仕事を奪われるのはプログラマ」と言われたりもします。それもあって「プログラミング教育不要論」も賑わっているようです。
この不要論について、僕は半分同意で半分反対意見を唱えます。
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先日のNHKスペシャルは「AIと仕事」がテーマだったようですね。
番組に関連したツイートもありました👇
「無責任」という謎の義務を前提に話をされるより「気に食わないしムカつくわ」って言われた方が孫さんも楽だろうな。/ 孫正義に「無責任だ」というNHK「マネー・ワールド」の論調に違和感 – 俺の遺言を聴いてほしい https://t.co/r9nqiRWZOF
— Katsuaki Sato (佐藤 航陽)🌎 (@ka2aki86) October 9, 2018
僕は視聴してないですが、川添さん(@kawazoezoe)と話をしてるなかで「で、エンジニアとしてどうなのよ?」と聞かれたので、僕なりの意見をお伝えしました。
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僕は、ただのプログラマは代替されるだろうと思ってます。
ただ、プログラミング教育は必要だと思う立場です。
まず最初に、ただのプログラマは代替されるだろうという理由ですが…
プログラムって言ってしまえば、パターン化、マニュアル化されていく(いる)ので、わざわざミスが入りやすい人間よりもAIの方がバグ混入率は当然低くなります。なので、単に言われたことを作るだけなら、人間プログラマよりAIプログラマの方が需要は高くなります。
しかしAIが不得意な部分も当然あります。
それが設計です。要は「何を作るか?」ですね。
型に流し込むのはAIが得意ですが、型作りはまだまだ人間の領域だと思ってます。なにより、型作りにはプログラミングの知識が必要です。
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もちろん、プログラミング知識がなくても設計はできますよ。文系新卒でいきなり設計の仕事をする人もいるくらいですから。
ただ、プログラミング未経験者、経験が浅い人たちが設計するシステムは現実性に欠けた部分を含んでいることが多いのも事実です。ツギハギ感があるんですよね。
営業経験がないのに、営業研修の講師してるみたいな感じです。
なので、どちらかだけ(設計 or 製造)をやってりゃいいかというと、個人的には否です。
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AIによってある程度自動化されていくことは避けられないので、プログラミングに関すること以外もノウハウや経験値を貯めておく方が、後々の自分を助けると思っています。
プログラミング教育×〇〇教育
○○の種類を増やしていく人がAIと共存していける人なのではないかと。
もちろんプログラミング教育に限らず、「専門知識×○○」ってイメージです。
そういう意味でもプログラミング教育はしてて損はないと思っているし、プログラミング教育不要論には半分同意で半分反対意見という立場です。
このあたりを参考記事として紹介しておきますね👇