先日、会社の後輩(女性)と話していたときのこと。
「料理作るんですけど献立考えるのがめんどくさいし、時間使います…」
彼女は結婚していて、旦那さんとの二人暮らし。料理は彼女が担当しているそうです。毎日料理を作るからこそ、偏りがないように献立を考える。あっぱれです。
彼女のように献立に悩む方に朗報!
3/26に公開された味の素さんの新サービスはAIが献立を提案してくれるようです。しかも主菜だけじゃなく、副菜と汁物も含めた計3品。
味の素さんのレシピサイト「AJINOMOTO PARK」をさっそくチェック👇
調べてみるとスマホアプリはなさげなので、スマホユーザの方はブラウザからどうぞ。もちろんスマホ最適化されてます。
僕も料理作るんですが、キーマカレーにハマってましてよく作ります。(奥さんには「またか」感を与えてますがw)
てことで「キーマカレー」を検索。あとは検索結果から料理のページを開いて「レシピの献立を見る」ボタンを押すだけ。なんということでしょう、副菜と汁物まで提案してくれます。
ちなみにレシピ数は約1万。夜ご飯の際に活用するとして、3品×365日を約1000とすると約10年分のレシピ数!
どうやって提案する献立を決めているのか気になりますね。プレスリリースに書いてありました👇
プレスリリースを読むとAI献立提案システムの特徴は大きく2点。
AIが献立を提案👉栄養士などの専門家がOK/NG判定👉判定結果をAIが学習
を繰り返すことで献立の精度を高めているそう。まさに専門家とAIのタッグであります。
先日こんなツイートをしました👇
「人に何かを教えるという役割は、もう人間の役割ではなくなったのかもしれない。」
👆は確かに講師をしてて思うのはテキストにない話や動機付けをいかにできるか。
コーチングするにはひとりひとりをしっかり見ないとできない。
見るのはテキストじゃない。https://t.co/NI03tke7Go @jptechcrunch— 佐々木基之 (@moto_ssk) March 26, 2018
これはAIを活用した教育に関するニュースです。このニュースでの締めのひとことは
人に何かを教えるという役割は、もう人間の役割ではなくなったのかもしれない。
AIは「事実」にたどり着くスピードが速く、事実の論拠も瞬時に提示できます。となると、人間は「事実」を知ってるだけじゃAIに代用される。今のところ、AIにできなくて、人間にできることは「事実」に適切な「意味」を付与することだと思います。
味の素さんの「AJINOMOTO PARK」も、AIが提案した献立という「事実」に、専門家が季節・料理の手間・彩りなどを考慮し”提案できる”という「意味」を付与しています。
「AI vs 人間」というより「AI with 人間」という感じです。
「献立に悩む時間はもったいない」という話もありますが、家族を想うゆえに悩むという捉え方もできます。AIや機械では難しい「あったかさ」や「ほっこり感」も大切にテクノロジーを活用していきたいです。
テクノロジーはあくまでテクノロジーなので👇
(画像は「AJINOMOTO PARK」より)