日々生活しているといろんな場面で半自動化や完全自動化などを
目の当たりにして世の中進んでるなあと感じるわけです。
それこそリンガーハットの自動鍋送り機や、ビジネスホテルの自動チェックインとか、
人が介在するのはほんの一部になっている業務がどんどん増えてますよね。
人工知能(AI)よりも人間の方が秀でているのはどんな部分だろうか?と考えると、
直感とかひらめきとか、本能的な部分ではないかなと思うわけです。
感性を磨くというのは非常に大事なことな気がしてなりません。
AIはコンピュータなので、演算して、数値化して傾向を掴むことができます。
囲碁や将棋の世界では、AIがプロ棋士に勝ったという出来事がありました。
囲碁や将棋のようにルールが決まっていて、コマ数にも限りがあるものは、
あらゆるパターンをシミュレーションして最適なパターンを決定するわけですが、
シミュレーションはAIの得意分野なので軍配はAIに上がりやすくなります。
他にもAIが小説を学習してオリジナルな小説を作るというプロジェクトもあります。
人間が好む文章を学習すれば、AIがそれらしい文章を作ることもできます。
AIは学習をすることで物事の傾向を掴むことができます。
例えば音楽や先ほど触れた文章なども「人間が好むもの」を学習することで、
それっぽい音楽や文章を作ることが可能です。
ただ、音楽も文章も最終的には人間がどう感じるか?が重要です。
昔はすごい聴いてたんだけど、最近は全然聴いてないっていう音楽ざらにあります。
時事刻々と変化する人間の感性と全く同じ感性を持つことは難しいわけです。
感性を真似ることは容易にできると思いますが、完コピは壁が高いと思います。
仕事においてうまくいかない出来事に直面したとき、
これまでの取り組みを見直したり、多くの人や組織がぶち当たった理由を分析したり、
様々試してみてもなかなか改善しないことがあると思います。
そういうときに限って、これまでにやったことのないことを試したり、
見方を変え全く違う方向から取り組むと上手くいくことも無きにしもあらず。
AIが直ぐに真似できない部分はこういうところだと思います。
全く関係のない円と円を重ねることが人間にはできます。
日常のいろんな部分にヒントを見つけることが人間にはできます。
AI時代だからこそ、人間が持つ五感をフル活用していくことが重要だと思います。
個人的に妄想は人間に許された高尚な娯楽だと思っています。
こんなことあったらいいな、これ楽しそうだな、わくわくするな、など
ニヤけてしまうようなことを想像できるのは人間らしさであり、人間ならでは。
感性を磨くにはやっぱり体験することでしょう!
※ ミュージカルは本当に最高でした。