どうも、佐々木(@moto_ssk)です。
エンジニアとして仕事を続ければ、当然スキルアップするし、できることも増えるし、プライドやこだわりを強く持つようになっていきます。
ただ、プライドが邪魔になる局面もチラホラ出てくるので、どう対処するか?といった処世術も大事になってきます。
仕事をする上では、誰にとっての合理性なのかを常に考える必要がある。たとえば、システム的には合理的でもお客さんの文化や財務状況によっては、合理的ではないことはたくさんある。そこを理解していないエンジニアが独りよがりに『これがいいんだ!』って言ってるのを見ると本質からズレてると思う。
— わだっしー (@crazy_wada) May 2, 2019
*
👆のツイート主であるわだっしー(@crazy_wada)さんは高専卒で自身もバリバリのエンジニア、業界に対する鋭い洞察眼をお持ちでとても参考になります。僕も高専卒なので勝手にシンパシーを感じてます。
彼が言うように、仕事してればIT業界の常識が通用しないことだってあります。たとえば最新トレンドや技術動向、効率的な方法から随分とかけ離れた仕様を提示されることとか。
だからといってそのシステムは価値がないか?
全然そんなことないですよ。お客さんにとって価値なら、それは価値なんです。
*
大事なことは最新の技術を駆使することでも、見た目をかっこよくすることでもなくて、お客さんが望む形で提供することです。もっと理想的なのは「望む形+α」ですね。
ただ、ここで勘違いしてほしくないのは「望む形 = お客さんの言いなり」ではないです🙅♂️
技術的な懸念点、業務フローを踏まえた上での改善点、そういったものをコミュニケーションの場にあげることはエンジニアというプロ集団だからこそできるんです。言いなりではなく、共創とでもいいますか。
「顧客満足 < 自己満足」より「顧客満足 = 自己満足」の方が互いに実損ないですしね。
*
思うところが色々あっても、“仕事”と割り切ることと顧客最適は何かを柔軟に捉えることが肝要です。
いくらハイレベルエンジニアでも、エゴ貫くだけのエンジニアなら一緒に開発したくないですしね…
これは技術大好きエンジニアほど陥りやすい思考だと思う。
プライドもこだわりもあるから「顧客満足<自己満足」を優先しがち。わだっしーさんが言うように合理的解はケースバイケースだから"仕事"と割り切ることが肝要。
もちろん、言いなりになれとは違う。思い込みや独りよがりで仕事しないってこと https://t.co/qjrO5gc3AK— 佐々木基之@ハイブリッドSE (@moto_ssk) May 3, 2019