スマートスピーカーの記事が多くなってきました。
スマートスピーカーはいわゆるAIを搭載したスピーカーで、日本では「Amazon Echo」「Google Home」「LINE Clova」そして「Apple HomePod」が発売されていますね。アメリカでは成人5人に1人が利用しており「Amazon Echo」がシェア70%を占めるんだとか。
興味があり調べているのですが、いったい何が便利なのか?いまいちピンときていません…
何が便利かピンとこないのでTwitterで質問したところ回答をいただきました。
天気予報がすぐに聞けたり音楽かけてくれたりで便利だとは思います。口頭で話すだけで欲しい結果が得られるのでITリテラシーが低い方向けの製品かなと思っています。
個人的にはスマホで充分かと。アメリカでは5人に1人も使っているですね。— 高戸尚晃 (@naoakitakado) March 9, 2018
個人的にスマートスピーカーに興味あり調べてます。
今も開発途中なのだろうけど、音楽聞いたり、スケジュール聞いたり、ニュース流したり、音声検索したり、
家で何かしながら色々音声操作できて、スクリーンレスってことかなと。
でも家電とかと色々連携出来た方が使い道がありそう。— ダイハード (@die_hard3498) March 9, 2018
「アレクサ、今日の天気を教えて」のように、大きな特徴はやはりボイスコントロールですよね。テレビの天気予報を見たり、スマホで天気を検索したりと、欲しい情報を手に入れるまでに「調べる」工程を踏まないといけなかったものをすっ飛ばせるのは確かに便利です。
ただ、欲しいまではいかない。スマホで調べることがめんどくさいとも思わないし…
他にも「アレクサ、明るくなる音楽をかけて」とかあるけど、テレビのある家庭なら音楽が邪魔とかになりそうだし、音楽が必要なタイミングって掃除中とか料理中とか限られてくると思うので、使ってるイメージが湧かないんですよね…
何が便利?とか言っておきながらですが、現時点ではまだこれくらいの使い方しかないんでしょう。スマートスピーカーの特徴はボイスコントロールですが、コントロールする相手がまだ全然足りないんだと思います。
IoTは今年かなり進むでしょうから、家電と連携し出す頃にはおそらく自分も買うと思います。例えばレンジ、トースター、炊飯器などと連携するようになれば、忙しい朝は「アレクサ、朝食を用意して」でゆとりある朝に変わるでしょう。自動車と連携すれば「アレクサ、案内をお願い」で目的地に辿り着けるでしょう。
今はまだコントロールする相手がいないので、とにかく話しかけてもらって音声解析の精度を上げるフェーズですね。
ブロックチェーン技術とスマートスピーカーが連携すれば書記やら議事録やらはマジで不要ですね。誰がいつ何言ったはブロックチェーンに記録されるので、国会の答弁であるような「言いましたよね?」「記憶にございません」という無駄やりとりはなくなるでしょう。それにブロックチェーンに残るので不適切な発言で辞任する方も減り、スマート国会が実現する気がします。
通訳なども不要になるでしょうし、翻訳作業も瞬時に行えるのでメディアの在り方も大きく変わると思います。契約書など、現在は手書きのサインが必要なものも声によるサインに変わるかもしれません。声紋は人によってバラバラなのでなりすましが難しくなります。
スマートスピーカーとブロックチェーンの連携はセキュリティ的にもビジネス的にもかなり期待できると個人的に思っています。
スマートスピーカーはIoTの進歩と共に発展してボイスコントロールが当たり前になると思います。今は筐体ですが、将来はワイヤレスイヤホンみたく耳に装着するだけになるかもしれませんし、今のスマホみたいに1人1台持つスタイルになっていくんじゃないかと思います。
興味もあるし、欲しいは欲しいけど、現時点の機能だけではまだ買う気にはなれません。
アレクサ、もう少し待つね。