どうも、佐々木(@moto_ssk)です。
2020年からプログラミング教育が必修化になるわけですが、小学校ではすでに様々な取り組みが始まっているようです。これもその一部👇
この穴埋め問題をプログラミングだと思われたら悲しい…これをやらされるのはしんどいんじゃないかな…
実際授業見たわけじゃないのに文句言うのはおかしいとは重々承知してるけど、小1でも自分の作りたいプログラミングができるために作られてる開発言語がScratchです。
可能性を伸ばしてほしい pic.twitter.com/wnl9KgyGVA— burakon👩💻プログラミング教育をたのしく✨🦄 (@burakon) January 28, 2019
いろんな意見が飛び交ってます。
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僕もキッズプログラミングの講師をするので、このツイートに反応しました。
穴埋めもひとつの教え方。実際、高専のテストでも基本情報も穴埋めはある。一方で穴埋めは「暗記」になってしまう側面もある。それが行き過ぎると、とあるパターンにおいてしかわからない…なんて状態にもなり兼ねないので、そのあたりの見極めとコントロールは必要なのかも。 https://t.co/w6akFOxMoS
— 佐々木基之 (@moto_ssk) January 29, 2019
あくまで僕の意見ですが、穴埋め問題は全然ありだと思います。
実際通ってた高専のC言語のテストでも、基本情報技術者試験でも穴埋め問題は出てます。
だからありって話ではないですが、理解度をはかるひとつの方法であることは間違いないです。
でも、僕は穴埋め問題は嫌いですw
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嫌いというか、正確には身に付きづらいと言ったほうがいいでしょう。
理由は単純で、「暗記問題」になってしまうからです。プログラミングは暗記問題ではありません。
ただ、初心者ほど覚えようとするんですね。僕もそうでした。(高専で学び始めたころは特に)
これまで経験したことのない学習事項にもかかわらず、自分が知ってる学習方法で立ち向かうしかないので仕方ないといえば仕方ないんですけどね…
暗記することで、その穴は埋められますが、穴の形が変われば途端に対応できなくなります。
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では、プログラミングはどのように学習していけばよいかというと動かすのが一番です。
頭で考えすぎず、実際に動いた結果を見て理解するのが一番身に付きます。
プログラミングのいいところは必ず何かしらの結果が得られることです。エラーもそのひとつ。
ただ、どうしても「まず頭で理解したい」派がいるのも事実です。
そういうときは、メンターを見つけてください。メンターにざっくりと例えてもらうといいです。
いいメンターはあなたが知ってる既知の情報で例えてくれます。
少し解釈変わるけど「キャズム超え」は新人研修にも当てはまる。
「オブジェクト指向」より「ドラえもんと猫型ロボットの関係」の方が刺さったりする。既知と橋渡しすると溝を超えられる。キャズムを超えるために必要な「新しさ」のアンラーン|最所あさみ|note(ノート) https://t.co/aATIJ2UYCA
— 佐々木基之 (@moto_ssk) February 5, 2019
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少し話がそれましたが、小学生向けのプログラミング教育にも同じことが言えると思います。
変に概念を説明したり、ボトムアップで正しい(と言われる)知識を積み上げるのではなく、さっさと動かしてしまう。座学は退屈ですし、動かせるほうが脳も活性化します。
子どもの最大の特徴は「楽しめること」です。
うまくいかなくても、それはそれで爆笑してるし。うまくいけば素直に喜ぶし。
プログラミングは失敗してもさっさと修正できるので、まずトライするという文化をぜひ小学生のうちに身につけてほしいなと。それができれば、大抵のことはなんとかなると思います。
あまり肩肘張らずに、腕を、指先を、脳を動かして、大人も一緒に学びましょう!✊
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キッズプログラミングを開催していますし、海外のプログラミング事情を調べたりもしているので、プロラグミング必修化に関して何か聞きたいことがあればいつでもDMにてご連絡ください。