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「穴を埋める」ではなく「穴を超える」学習に切り替える

プログラミング必修化

どうも、佐々木(@moto_ssk)です。

 

2020年からプログラミング教育が必修化になるわけですが、小学校ではすでに様々な取り組みが始まっているようです。これもその一部👇

いろんな意見が飛び交ってます。

僕もキッズプログラミングの講師をするので、このツイートに反応しました。

あくまで僕の意見ですが、穴埋め問題は全然ありだと思います。

実際通ってた高専のC言語のテストでも、基本情報技術者試験でも穴埋め問題は出てます。

だからありって話ではないですが、理解度をはかるひとつの方法であることは間違いないです。

でも、僕は穴埋め問題は嫌いですw

嫌いというか、正確には身に付きづらいと言ったほうがいいでしょう。

理由は単純で、「暗記問題」になってしまうからです。プログラミングは暗記問題ではありません。

ただ、初心者ほど覚えようとするんですね。僕もそうでした。(高専で学び始めたころは特に)

これまで経験したことのない学習事項にもかかわらず、自分が知ってる学習方法で立ち向かうしかないので仕方ないといえば仕方ないんですけどね…

暗記することで、その穴は埋められますが、穴の形が変われば途端に対応できなくなります。

では、プログラミングはどのように学習していけばよいかというと動かすのが一番です。

頭で考えすぎず、実際に動いた結果を見て理解するのが一番身に付きます。

プログラミングのいいところは必ず何かしらの結果が得られることです。エラーもそのひとつ。

ただ、どうしても「まず頭で理解したい」派がいるのも事実です。

そういうときは、メンターを見つけてください。メンターにざっくりと例えてもらうといいです。

いいメンターはあなたが知ってる既知の情報で例えてくれます。

少し話がそれましたが、小学生向けのプログラミング教育にも同じことが言えると思います。

変に概念を説明したり、ボトムアップで正しい(と言われる)知識を積み上げるのではなく、さっさと動かしてしまう。座学は退屈ですし、動かせるほうが脳も活性化します。

子どもの最大の特徴は「楽しめること」です。

うまくいかなくても、それはそれで爆笑してるし。うまくいけば素直に喜ぶし。

プログラミングは失敗してもさっさと修正できるので、まずトライするという文化をぜひ小学生のうちに身につけてほしいなと。それができれば、大抵のことはなんとかなると思います。

あまり肩肘張らずに、腕を、指先を、脳を動かして、大人も一緒に学びましょう!✊

キッズプログラミングを開催していますし、海外のプログラミング事情を調べたりもしているので、プロラグミング必修化に関して何か聞きたいことがあればいつでもDMにてご連絡ください