どうも、佐々木(@moto_ssk)です。
高専ってご存知ですか?正式には高等技術専門学校といいます。
僕、高専出身なんですね。そのせいもあって、このツイートが目にとまりました👇
15才の時ゲームプログラマになりたくて高専に入って
高専ですごいプログラミングできるやつに会って「こんなやつがゴロゴロいるなら俺には無理だ」って一度あきらめたんだけど・・・
30才でプログラマしている今思うのは、あんなやつゴロゴロいねぇよ!ばっきゃろー!
— むろほし (@RyotaMurohoshi) September 26, 2018
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このツイート、高専生なら9割9分同意するんじゃないでしょうかw
僕は、このツイート主とは違い、高専に入った理由は家から近いからというのが理由です。
というのは、半分本当で半分嘘です✋
真面目な理由は、「人の役に立つって医療だけじゃないんだ!」って発見があったからです。
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中3の夏に、市内の高校のオープンキャンパスに参加してたんですが、どの学校も案内がフォーマット化されていて、あんまり面白味を感じなかったんですよ。
そんなテンションどんよりのなか、高専のオープンキャンパスに参加したんですね。
そこで衝撃的だったのが、授業全く見せないじゃーん!ってこと(当時は。今は知りません)。
高専なだけあって、各学科の先生たちの研究内容を見せるんですね。
もうそこだけで他の学校と違うし、面白味を感じました。
そんななか、ALS患者さん向けに脳波を使ったコミュニケーションの研究を見学して、テクノロジーで人の役に立つことができるのか!とものすごいワクワクしたんです。
その経験がテクノロジーに興味を持ち始めたキッカケですね。
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そして、高専に入るとどんでもねぇやつってたくさんいるんですよ。
中学校でどんなことしてたの〜?と聞くと、「プログラミング」「ラジオ作ってた」など、野球漬けだった自分からすると、未知の領域をすでに開拓してるやつらばっかだったんですね🚶
でも、15歳で彼らみたいな特殊性(彼らからしたら特殊でもなんでもない)を持った人を目の当たりにしたことで、ただの勉強バカになってもダメだということに気づいたんですね。
高専生だったからめちゃわかる。
こいつやべーってやつめちゃいる。だからこそ、俺どこで生き残る?みたいなポジション探しをしてた。結果、学級委員やったり、勉強教える側になったり、先生に試験内容何出すか聞き出す役やったりw
高専って15からそういうの考える環境だから、個人的に超オススメ。 https://t.co/qJBZjkLGxH— 佐々木基之 (@moto_ssk) September 26, 2018
彼らになくて、自分にあるものはなんだろう?
ということを自然発生的に考えるようになったんです。いうなれば「ポジション」でしょうか。
もちろん一定の学力は必要ですが、高専は寮制度もあり、いろんな地域からいろんな特殊性を持った人たちが集まるので、自分の身の振り方を考える環境がすでにあるんですよ。
そんな人たちと5年間一緒に過ごす(クラス替えはない)ので、まあ鍛えられます。
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高専というと、注目されるのは「就職率」があると思います。ほぼ100%ですからね。
それ以外の魅力としては、15歳から留年があるので勉強もしっかりしないといけませんし、さっき言ったように寮制度もあるので集団生活も学びます(寮生の上下関係は凄まじいです)し、卒業研究も1年間取り組みますのでロジカルに考える場もあります。
就職率だけじゃなく、自立性も鍛える環境があるのが魅力的です。個人的に超オススメ✊
ちょいちょい高専ネタ書いていこうかな✏️