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高専卒の僕だからわかる、就職率以外の「高専」の魅力

高専卒の僕だからわかる、就職率以外の「高専」の魅力

どうも、佐々木(@moto_ssk)です。

高専ってご存知ですか?正式には高等技術専門学校といいます。

僕、高専出身なんですね。そのせいもあって、このツイートが目にとまりました👇

このツイート、高専生なら9割9分同意するんじゃないでしょうかw

僕は、このツイート主とは違い、高専に入った理由は家から近いからというのが理由です。

というのは、半分本当で半分嘘です✋

真面目な理由は、「人の役に立つって医療だけじゃないんだ!」って発見があったからです。

中3の夏に、市内の高校のオープンキャンパスに参加してたんですが、どの学校も案内がフォーマット化されていて、あんまり面白味を感じなかったんですよ。

そんなテンションどんよりのなか、高専のオープンキャンパスに参加したんですね。

そこで衝撃的だったのが、授業全く見せないじゃーん!ってこと(当時は。今は知りません)。

高専なだけあって、各学科の先生たちの研究内容を見せるんですね。

もうそこだけで他の学校と違うし、面白味を感じました。

そんななか、ALS患者さん向けに脳波を使ったコミュニケーションの研究を見学して、テクノロジーで人の役に立つことができるのか!とものすごいワクワクしたんです。

その経験がテクノロジーに興味を持ち始めたキッカケですね。

そして、高専に入るとどんでもねぇやつってたくさんいるんですよ。

中学校でどんなことしてたの〜?と聞くと、「プログラミング」「ラジオ作ってた」など、野球漬けだった自分からすると、未知の領域をすでに開拓してるやつらばっかだったんですね🚶

でも、15歳で彼らみたいな特殊性(彼らからしたら特殊でもなんでもない)を持った人を目の当たりにしたことで、ただの勉強バカになってもダメだということに気づいたんですね。

彼らになくて、自分にあるものはなんだろう?

ということを自然発生的に考えるようになったんです。いうなれば「ポジション」でしょうか。

もちろん一定の学力は必要ですが、高専は寮制度もあり、いろんな地域からいろんな特殊性を持った人たちが集まるので、自分の身の振り方を考える環境がすでにあるんですよ。

そんな人たちと5年間一緒に過ごす(クラス替えはない)ので、まあ鍛えられます。

高専というと、注目されるのは「就職率」があると思います。ほぼ100%ですからね。

それ以外の魅力としては、15歳から留年があるので勉強もしっかりしないといけませんし、さっき言ったように寮制度もあるので集団生活も学びます(寮生の上下関係は凄まじいです)し、卒業研究も1年間取り組みますのでロジカルに考える場もあります。

就職率だけじゃなく、自立性も鍛える環境があるのが魅力的です。個人的に超オススメ✊

ちょいちょい高専ネタ書いていこうかな✏️