年間約3000万人が来場する東京ディズニーリゾート。
1日あたりで考えるとなんと10万人が訪れてることになります。
先日、ディズニーランドとディズニーシーに1日ずつ行く機会がありました。
丸1日ディニーランド、ディズニーシーで過ごすというのは人生初の経験でした。
ディズニーランド、ディズニーシー自体は中学時代の修学旅行や、
大学時代の旅行などで行ったことはあったのですが丸1日、しかも2日間は初。
大人になるとアトラクションやパレードだけじゃなく、
ディズニーキャストの働きぶりにも関心が湧いたので感じたことをまとめてみます。
やはりなんと言ってもゲスト(来場者)の多さは半端じゃない。
1日約10万人ですからね。
今回、2日間とも午前7時過ぎには最寄駅の舞浜駅に着いていたのですが、
入場門前は長蛇の列が。「長蛇」というより「長い絨毯」のような長さと幅でした。
人気のアトラクションは開園と同時に来場者がファストパス目当てに殺到します。
当然園内をダッシュする猛者たちがいますが、本来パーク内はダッシュ禁止です。
実際、開園直後は大の大人が走る走る。。。
ディズニーキャストは大きな声で「走らないでください!」と喚起します。
走る大人たちは少しでも近道をしたいので、ちょっとした脇道も無理やり入ろうとしますが、ディズニーキャストは両手を広げ制します。
そして最後に笑顔でこう言うのです。「ご協力ありがとうございます。」
どんな状況でも笑顔を絶やさない。本当に徹底してます。
ディズニーパークはなんといっても広い。
MAPにはアトラクションのみならず、レストランやショップの場所も記載されていますが、全てを把握するのはなかなか難しいです。
目当てのお土産があったのですがどこで売っているのか分からなかったので、
ディズニーキャストに質問した時の話です。
この時のディズニーキャストの対応に素直に感動しました。
私「○○を探してるんですが、どこで売ってるんですかね?」
キャスト「○○でしたら3つ扱っているお店があります。1つは・・・」
ここでキャストは口頭だけの説明でなく、パークを見渡せる位置まで少し移動しながら実際に建物の方向を指差して教えてくれるのです。
私「ありがとうございます!」
キャストのおかげである程度の場所はわかったので向かおうとしたその時。
キャスト「さきほどの3つで扱ってはいるんですが、私的には3つの中でも□□が良いと思いますよ!理由は・・・」
なんとオススメまで教えてくれるのです。
3つなかでどこに行こうかな?とゲストに考えさせるのではなく、考えなくてもいいようにベスト1を先に伝えてくれる配慮。
お土産の情報、移動距離、各店舗での売れ行き、時間帯、いろんな要素を把握していないとできることではないと思います。
心の底からお礼がでます。
2日間でディズニーランドとディズニーシーどちらも行くことができたのですが、
その分数多くのキャストを目にしました。
どのキャストにも言えるのですが、本当に笑顔を徹底している。
ゲストの質問には口だけでなく、身を乗り出して聞き、答える。
子供でも、大人でも目が合えば手を振ってくれる。
少し困っている様子を見せようものなら必ず声をかける。
などなど、ゲストが楽しめているか?を常に考えて対応していたように思います。
やはり笑顔で話しかけられると気持ち良いです。
そして各自、持ち場(役割)を徹底しているので自然とスマートに見える。
ディズニーパークで働きたいと憧れを持つのも不思議ではないです。
役割ごとに衣装も違うので華やかさもあり、可愛さもあり見た目も素敵なのですが、
個人的には、役割、立場をきっちり認識して徹底している部分に感動しました。
ディズニーキャストが徹底しているからこそ、ゲストひとりひとりが描くディズニーへの世界観は崩れることなく楽しむことができているのではないかと思いました。
やることをきっちりやる。
それは自分にとっても、受け取る相手にとっても気持ち良いものになりそうです。