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エンジニアの「ハマる」は泥沼化する恐れあり

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どうも、佐々木(@moto_ssk)です。

一般的に「ハマる」と言うと「夢中になる」を意味すると思いますが、エンジニア界隈では別の意味でも使います。

エンジニアの皆さんなら禿同だと思いますが「ハマる」と辛いものがありますよね…

「ハマる」とは「問題から抜け出せなくなり、進捗がない」という意味です👇

「ハマる」と何が辛いかって、進捗がないことなんですよ

予定と実績の管理って言葉を聞いたことがあると思いますが、システム開発系の業界は未だに「工数ビジネス」が多いです。

工数ビジネスというのは、作業に必要な「人数×時間」をお金に換算するビジネスモデルです。作業前に「○日くらいでできそう」という見立てを立てるんですね。

なので、事前に決めた時間で完成させないと、他の作業にズルズルと影響してくるんですよ。

「進捗がない」というのは工数ビジネスにおいて死活問題なんです。

事前に「○日くらいでできそう」って決めてんのになんで進捗でないの?

って疑問に思いません?

これには工数ビジネスの良いところと悪いところの両方が関係してるんですね。

工数ビジネスの良いところは、作業前に全体の見通しを立てることができる点です。一方で悪いところは、実際に作業してみないとわからないことはやっぱりあるという点です。

事前には「これまでの経験からたぶんこうしたらいけそうだ」までしか想定できないんですよ。

実際に開発に取り組むと不思議と事前には想定し得なかったことが起きることがあるんですね。

想定してないもんだから、いざ問題が顕在化すると「おっと…」と戸惑っちゃうんです。期限も迫ってようもんなら超焦ります…。

問題を解決しようと、検索したり、相談したり、ありとあらゆる手段を講じます。

「これは間違ってない」、「ここは大丈夫なはず…」を少しずつ積み上げていくんですね。

ところが解決しない。そういうとき「ちょっと万事休すだ…」となるんです。

これが「ハマる」の正体ですね。

んで、「あーハマった…こんちくしょう!!!!!!」ってときが大体想定外のミスのときです。

例えばこんなん👇(これはモロ「あーこんちくしょう!」案件ですね…)

エンジニアといえど人間なので「思い込み」との戦いでもあるんですよ。

めちゃくちゃ悩んだのに原因は「member」が「menber」だったみたいなときもあります。(これはtypoってやつです。要するにタイプミスですね。)

だからこそ、第三者の目が大事になってきます。エンジニアの世界には「ペアプロ」や「レビュー」など第三者の目を通す仕組みが用意されてます。

それだけ、エンジニアにとってコミュニケーションは大事なんですよ。

「ハマった」ときは潔く周りに助けを求めてくださいね。黙々と取り組んでも泥沼化ですから。