どうも、佐々木(@moto_ssk)です。
エンジニアには大きく2種類あると思っています。
エンジニアになりたいのは構わんけど、どちらの型を目指すかも大事と思う。
エンジニアには「趣味型」と「仕事型」があると思っていて、「趣味型」は作ることが好きなタイプ。「仕事型」は作ることに好き嫌いは特にない。
「趣味型」には圧倒的に敵わない。知識量もスピードも。生存戦略が大事になる。— 佐々木基之 (@moto_ssk) February 12, 2019
👆のツイートに書いたように「趣味型」と「仕事型」です。
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それぞれの特徴です。
生きがい | 技術のIN/OUT | |
趣味型 | 作ること | 自発的 |
仕事型 | 頼まれること | 追従的 |
趣味型は「作ることが好き」な傾向が強いので、作ってる時間が何よりも至福な状態です。
ゆえに、新しい技術の認知も習得も自発的で、かつ、超早いです。オタクを想像してもらうといいかと。
一方で仕事型は「頼まれることが好き」な傾向が強いです。
チームで何か作ることだったり、自分のスキルが高まることに生きがいを感じます。
趣味型は「スキルアップ」という概念すらないように思います。スキルアップと考えてる時点で「仕事型」かもしれません。
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「趣味型」か「仕事型」か、どちらが良い悪いの話ではありません。
自分はどちらのタイプか?を認識するだけで不毛な悩みとさよならできる気がしています。
たとえば僕の場合を例にとると、僕は「仕事型」だと認識しています。
「趣味型」「仕事型」どちらが良い悪いとかではない。認識するのが大事。
何を伸ばすか明確になる。ちなみに僕は自分のことを「仕事型」だと思ってる。だから講師もするし、書くこともする。同じ土俵で戦えば勝負にすらならんのわかってるので。— 佐々木基之 (@moto_ssk) February 12, 2019
「仕事型」なので「趣味型」に技術力で敵うわけがありません。相手は呼吸するように知識のIN/OUTを行なっているわけで、「よし、やるぞ!」とモチベートしたところで勝負になりません。
であれば「あの人みたいな技術力が身につかない…」と悩むことは不毛でしょう。
なので僕の場合、「技術力」以外で自分の価値を高めることを考えています。
例えば、僕は人の話を聞くことが好きですし、「なぜそう考えたのか?」にたどり着きたい欲があります。それに自分の意見は言いたい派です。なので、自分の考えや人の考えを言語化することは比較的得意です。
それを高めている要素が「講師」であり、こうした「情報発信」です。高めたいからしてるという面ももちろんあります✊
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「趣味型」エンジニアのなかには、自分の知的欲求を満たせればOKなタイプもいますし、他人が「わからない」と悩んでいる状態が”わからない(理解できない)”という人もいます。(そもそも他人に興味ない場合も…)
とはいえ、開発はチームで取り組むことが多いのでチーム内コンセンサスは非常に重要です。成果物に大きく影響しますから。
であれば、潤滑油的な存在の人も必要になるわけで。
月並みですが、バランスは大事ということです。全員が全員、技術力高くなくてもいい。
「エンジニアに向いてない」と片付けるのは簡単ですが、直視せずに斜めから視ることで活路を見いだせることもある気がします。
今まさに悶々としてるのであれば、自分は何型か見極めてみてはいかがでしょうか。
(※ 「趣味型」、「仕事型」は完全なる佐々木個人の見解です🙇♂️)
まず「自分がどこに立っているか」を知らないと、前に進めない。ただそれって勇気がいるんだよね。「ああ、ぼくはこれくらいの才能だったのか」「ぼくにはここが限界なのか」と知るのはけっこう切ない。でも、それを知らないままに、旅を続けるのって難しい。緯度経度もわからずに目的地には行けない。
— 竹村俊助/編集者 (@tshun423) February 18, 2019