どうも、佐々木(@moto_ssk)です。
新入社員研修の講師をしてると、”その年の新人の特徴”をなんとなく感じ取ります。
ここ数年感じ始めた特徴が「なるべく間違えたくない」。
行動しない若者、というときに、みんな「努力したくない」んじゃなくて「間違った努力したくない」からじゃないかと思ってて、その解決法を今からブログに書くか、諦めて漫画を読むかで迷ってます
— けんすう👀@アル (@kensuu) May 1, 2019
けんすう(@kensuu)さん曰く「間違った努力をしたくない」が根本にあるんじゃないか?ということですが、これは僕もなんとなくそう思います。
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やる気がないか?と聞かれると、それは否なんですね。(そもそも”やる気”なんてないんですが)
“やらないといけないこと”についてはしっかり取り組むんですが、”やらないといけないことじゃないけど、やってた方がいいこと”については「やらない」選択をする人が多いかなという感じ。
少し言い方を変えると、”直近の自分に影響がないことはしない”って感じです。
リソースはなるべく消費せず最大限の結果を得るにはどうしたら?という思考なのかなと。
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僕はこの考え方自体とてもいいと思います。しなくていいことに時間費やすの勿体無いし。
ただ、地の経験がないうちからそういった判断ばかりしてると、トータルの経験値は随分乏しいものになるんじゃないかなと思うんです。
仕事に直接関係ない、キャリアに影響しない、そういった経験値ってムダなようで役に立つときもあるんですよね。でもそれってある程度の経験値がないと気づけないじゃないですか。
ジョブズの「点と線」じゃないですが、線繋ぐことだけ意識して作った点だけで描いた線は短くなるような気がするなあと。
全く関係ない点が見方を変えたら”繋がる点”になることも大いにあるので。
だからこそ、最初であればあるほどたくさんの点をプロットした方がいいような気がします。
新人研修でPG教えてて漠然と思うことは、理解度が高い子は着手が早く、着手が早い子は理解度が高くなるということ。
要は、まずは量。量こなすことで質に転換してくる。ただ、これも漠然とだけど、最近は質ばかり求めて量こなすことを避ける子が増えてきたように感じる。
— 佐々木基之@ハイブリッドSE (@moto_ssk) April 24, 2019
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僕自身、エンジニアとして「作る」だけじゃなく、講師として「話す」ことをしたり、個人的な活動として「書く」ことをしたり、おもしろそうだと思ったことはやってみることにしてます。
それがどう巡り巡るかわからないけど、経験ひとつひとつはネタにはなるなあと。そんなノリです。
実際、プログラミング教室開くだとか、父親像をテーマにスピーチするとか、自分では想像しえない経験を積ませてもらってます。
案外、リソースをガンガン消費した方が、得られる結果はドンドン大きくなりますね✊