どうも、佐々木(@moto_ssk)です。
他人からフィードバックをもらうことって結構勇気がいることでもあると思うんです。
「こんなんもできないんかい!」って言われたくないし。そもそも自分の作成物みられるの恥ずかしいし。みたいな。
でも、フィードバックもらえる環境ってスキルアップには欠かせない要素だと思うんですよね。
他力本願すぎるのはどうかと思うけど、フィードバックもらえる環境はとても大きい。
試行錯誤する経験も必要だけど、コンパスなき登山が危険なように現在地を把握できない状態はしんどい。方角はあってるけど迂回した方がいいよ、とか教えてもらえると安心感を得つつ、かつ前に進んでいける。
— 佐々木基之 (@moto_ssk) February 26, 2019
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たとえば、僕は講師をしてますが人前でしゃべってる様子を身内に見られるってめちゃ恥ずかしいです。受講生に向かって話すより、社内のメンバーに向かってロープレするときの方がめちゃめちゃ緊張します。
それってなんでだろう?と考えると、しゃべってる自分は自分であって自分じゃないから。
祭り屋台のお面屋さんで戦隊ヒーローのお面買って装着すると、なんだか強くなった気分になりませんでした?あんな感じです。戦闘モードの状態を見られたくないんですよね。
でも、ヒーローが戦闘のなかで成長するように、戦闘モードの自分に対してフィードバックをもらうことでより洗練されていきます。
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戦闘のときって軽くアドレナリンが出てるので、知らないうちにエゴエゴしくなってることがあるんですよね。
それを冷静な目で見てもらって、指摘をもらう。指摘をもらうと次同じことを試すときに意識アンテナの感度がよくなるので抑制できるようになります。これを繰り返すことで、自分の戦闘を自分で俯瞰できるような状態になるんです。
この状態を作れると、慌てづらくなるし、焦りづらくなるし、臨機応変に対応できるようになってきます✊
ただ、ひとつ大事なことがあって。それは自分の現在地を把握することに努めることです。
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自分の現在地を把握するというのは、言い換えると「経験値から乖離してることに手を出さない」ということです。
登山したことないのにいきなり富士山登頂は難しいし、毎日車移動の人がいきなりフルマラソン完走は難しいですよね。気合いとやる気はもちろん大切なのですが、自分の現在地を見誤って目指すものばかり高くなると継続できないし、諦めや見切りもはやくなってしまいます。
まずは標高数百メートルの山から登ってみましょう。まずはウォーキングから始めましょう。みたいに、自分の現在地を教えてくれ、適切なステップアップを提示してくれるインストラクター的な役割をフィードバックは担っていると思うんですよね。
それにそっちの方が当の本人も安心感や納得感を持ちながら取り組みやすいですよね✊
もちろん他力本願すぎるものよくないですが、努力が水の泡とならないようフィードバックの力を借りてみてください。