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自分の得意領域に引き込む「フックワード」をいかに言わせるか

自分の得意領域に引き込む「フックワード」をいかに言わせるか

どうも、佐々木(@moto_ssk)です。

3連休最終日、友人に誘ってもらって「フクオカコーヒーフェスティバル」に行ってきました☕️

福岡には多様なコーヒー文化を発信し続けるお店が数多く生き続けているようで、当日は32店舗が参加していました。

しかし、各店舗のマスターたちはさすがのトーク力でしたね。

数多のお客さんと接してきているからか「フックワード」を言わせるのが超自然でした。

例えば、九州唯一のイタリアエスプレッソ協会認定店の「オスピターレ」さん🇮🇹

ちなみに、エスプレッソを飲んだことありますか?

一般的なブレンドコーヒーに比べ、苦くて飲みづらいというイメージが先行してますが、実際はコク、苦味、甘味、酸味のバランスがちょうどよく、旨味が濃縮された優れものです。

マスターが是非と勧めてくれるので、早速淹れてもらいました。

するとマスターがこう言うんです。

マスター「お待たせしました。では、シュガースティック3本いれてみてください。」

佐々木「え…!?マジすか…」

マスター「はい。みなさん同じように反応されるんですが、騙されたと思って、ぜひ😊」

はい、僕はまんまとマスターの領域に引き込まれてしまいましたw

マスターからすると、シュガースティック3本分の砂糖を入れることでエスプレッソがとても引き立つことを超説明したいわけですよ。

その説明をすることで、お客さんのエスプレッソ概念を良い意味で壊す自信があるからですね。

そのためには、「シュガースティック3本→え、マジすか…」の流れをいかに作るか。

つまり、「マジすか」というフックワードをいかに早い段階でお客さんに言わせるか、なんです。

自分の得意領域に引き込めば、あとはマスターのもんですから。

マスターには申し訳ないんですが、なぜシュガースティック3本なのかをバラしますw

エスプレッソの魅力はなんといっても、その濃縮された旨味なんですね。その旨味をしっかりと味わってもらうために、わざと苦味や酸味を抑えにかかるんだとか。そのための3本なんですね。

つまり、お客さんにエスプレッソの真髄である旨味と出会ってもらうことでファンになってもらう

そのためには「マジすか」と言わせることが必要なわけです。

何かを説明したいとき、超参考になりますよね。さすが、接客業のプロでございます。

あ、このマスターちゃんとオチも用意してました。

マスター「ちなみに、本場イタリアにてストレートで飲むと『変態』呼ばわりされますよ😊」

素敵なマスターでございました☕️