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"福祉"という仕事ではなく、"福祉"という働き方

街中にある公園

“福祉”という言葉を聞いたときどのようなイメージを抱くでしょうか?

今日は”福祉”をテーマにした、ゆるトーク飲み会という名の勉強会に参加してきました。

母親が介護の仕事に就いていることもあり前々から”福祉”は近くに感じていましたが、最近とあることをきっかけに勉強したい欲が出てきて。

福祉の現場で働いてる人も多く参加するとのことなのでたくさん話を聞いてみようと思い参加しました。

参加してみると自分以外は福祉に携わっている人ばかりでしたが、とても勉強になりました。

結論から言うと、参加して良かったです!

自分の中にあった”福祉”のイメージが180度変わりました。

参加する前は”福祉”に対してまず思い浮かぶのはネガティブな事柄ばかりで、例えば、

  • 離職率が高く、人手不足
  • 誰でもできる仕事じゃないのに下に見られる

などです。ただ意見交換をする中でハッとする考え方に出会いました。

“福祉”というのは仕事ではなくて、働き方だと思う

世の中の全ての仕事が”福祉”なんじゃないかと思っています。

この言葉によって、自分の中で”福祉”に対する捉え方が大きく変わりました。

“福祉”というと障害者支援だったり、高齢者介護だったり、”人のため”というキーワードが真っ先に思い浮かびます。実際に現場では支援や介護を必要とする人と密接なコミュニケーションをとりながら働くわけなので。

でも、”人のため”ってよくよく考えたら全ての仕事がそうですよね。

自分はIT企業で働いていますが、システムには必ず”使う人”がいます。

歌手であれば、曲を”聴く人”がいます。

農家であれば、生産物を”食べる人”がいます。

どんな仕事でも必ず待っている人がいますし、仕事はその待ってる人がいるから存在するとも言えます。

福祉 = “人のため”

と定義すると、全ての仕事が”福祉”です。

意見交換する中で熱い想いを持って働いている人がたくさんいるんだと気づくことができました。

これは自分が福祉に携わっていないからこそ気づけたとも言えると思います。

これから福祉の分野は重要になってくると思いますし、福祉業界だけで完結するんでなく、異業界と積極的に交わっていくことで多視点で”福祉”を捉え、そして改善していけるという可能性を強く強く感じました。

“福祉”という働き方で”福祉”をより身近なものに変えていく

そんな働き方を目指して、また勉強していこうと思います。