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プログラミング教育の第一歩は「どの言語?」より「どう考える?」

KATAMINO

どうも、佐々木(@moto_ssk)です。

このブログでもちょいちょい触れていますが、2020年からプログラミング教育が必修化になります。

「プログラミング教育って何から始めたらいいの?」と気になる親御さんも多いと思いますが、これいいな!と思ったものを発見しました。

その名も「KATAMINO(カタミノ)」です。3歳以上が対象年齢です。

みなさん、「テトリス」はご存知ですか?これですね👇

落ちてくるブロックを瞬時に組み合わせていくゲームです。「KATAMINO」はこれの積み木版だと思っていただければと。

この「KATAMINO」の何が面白いって「難易度」の要素が取り入れられているところです。

ゲームやってる人なら「イージーモード」とか「ハードモード」とか聞き覚えがあると思うんですが、まさにソレです。一度組み立ててハイ終わりではなく、レベルを上げながら遊べるという。

なんと組み立て方の総数、36,057通りですよ。ただのブロックと侮るなかれ。

なんで僕が「これいいな!」と思ったかというと、

  • 難易度
  • 組み立て方の総数

の要素が盛り込まれているからです。

これが意味するのは、何通りもある解法パターンの中から最適な解を見つけるということです。

というのも、プログラミング教育の初期段階で必要なことって「言語能力」よりも「アルゴリズム構築能力」。つまり、解法パターンを考える能力なんです。

noteでも記事を書いていますが、実際に海外各国ではプログラミング教育の初期段階で「アルゴリズム構築」の習得を真っ先にやってます。

なぜ「言語習得」よりも「アルゴリズム習得」が大事なのか?

それは、あくまで「言語」は表現方法のひとつでしかないからです。つまり代替可能なんですね。しかも流行り廃りがあります。

一方で「アルゴリズム」は「考え方」です。考え方がキチンとしていれば、表現方法が変わってもたやすく対応することができます。逆に、考え方がキチンとできていなければ、何で表現しようとうまくいいきません。

「考え方」は一度構築されると修正コストが大きくなりますよね。習慣を変えられないのが良い例。

それだけ「考え方」を鍛えるというのは重要なんです。

しかも「KATAMINO」は遊びながら鍛えることができるというのがいいなと。

もちろん「KATAMINO」以外にも多数の玩具がありますが、単純にみんなブロック好きでしょ(笑)

僕もTSUTAYAでちょっと遊んできましたが、大人の僕でものめり込んじゃいました…

「大人も一緒になって取り組める」というのは子どもにとっても楽しい時間になりますよね。

ぜひクリスマスプレゼントに「KATAMINO」どうすか。