どうも、佐々木(@moto_ssk)です。
9月も折り返しに差し掛かるのに、いまだに猛暑の毎日ですね。
先日、パパ友から小中高校のプログラミングに関するニュース記事をシェアしていただきました。
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👆の記事では、来年度から必修化となる「プログラミング教育」の導入状況と課題がまとめられています。
詳しい内容は記事に任せるとして、僕が注目したいのは「力を入れたいこと」と「それを実現するために最も必要なこと」と「教育を進めるうえで困っていること」の1位の回答内容です。
これを見るに、子どもたちに楽しく取り組んでほしいが、学習教材がリッチにあるわけではなく、しかも予算も充てられず、”現場でよろしく!”感が否めない、という印象を持ちました。
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文科省の教育手引きを読んでいただきたいのですが、プログラミング教育の主たる目的は
ですが、現実的に考えて現場の教員主導でこれを満たすにはかなりムズイと思ってます。そして、あくまで個人的な意見ですが、学習教材が十分で予算がリッチに充てられてても無理なんじゃないかと。
理由はいたって単純で「カリキュラム通り」の域を超えられないと思うからです。もちろん教員の方の能力が低いと言っているわけではなく、労働時間や仕事内容、その他業務を踏まえたうえで。
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じゃあどうするか?という話ですが、「コレだ!」という対応策は現時点でないと思います。
ひとつ考えられるのは「学校だけに任せない」かなと。プログラミング学習塾を利用するとか、親子で一緒に学ぶとか、マイクラで遊び感覚で手を動かすとか、自分でできそうなことやる、がいいと思います。
近所のTSUTAYAのプログラミング教育コーナー、子どもめっちゃいますからね。論理思考力を鍛えることを目的としたボードゲームやオモチャが体験できるようになってて、休日の子ども密度たるや…
子どもにとっては「遊ぶ」感覚が強いと思いますが、遊びが学びになる状態をいかに作るかなのかなと。
てことで、子どもたちには変に「プログラミング」を意識させない方がいいと思います。
プログラミング教育が必修化になるけど全面的に「プログラミング」を出しすぎないのがいいと思う。変な先入観や過剰な拒否反応を生みかねない。
IT人材不足の解決策としての必修化なら「え、何これ楽しいじゃん」を、教えるのでなく先生と生徒で一緒に作る、の方がいいと思う。ゲーム作るとかね。— 佐々木基之@SE×講師×PM (@moto_ssk) September 10, 2019
👆いくつか反応あったので、同じように考えてる親御さん多いかもですね。