「好きなことを仕事にする」って字面ほどキラキラしたもんじゃないと思うんですよね。
好きなことを仕事にするって字面ほどキラキラしたもんじゃないと思う。
仕事はどんだけ人の役に立つかが出発点のはず。いかに稼ぐか?はあくまで結果。
「好きなことを仕事にする」って自分大事に!って印象だけど、
社会や世の中をまず大事に!だと個人的に思う。https://t.co/juYwA6vSP3 @FACTDEAL— もと📱デジタルライフハッカー (@moto_ssk) March 28, 2018
就活も同じ。「やりたいことを見つける」って言うけど、んなもん簡単に見つかったらそれはそれでどうなんって思います。だって「やりたいこと」って変わってくものですよね。
「やりたいこと」や「好きなこと」があれば万事OK感あるんですけど、別になくても構わないと思ってます。というか、無理に見つけるのものでもないし、それって超しんどいです。
なんでもいいんですが、その仕事がなんで存在してるのか?を考えたら、
ですよね。
となると、仕事にする上でまず考えるべき出発点は
【どんだけ人の役に立つか】
のはずなんです。
「好きなことを仕事にしよう」は
【自分の好きなこと】
が出発点になってる気がするんですよ。順番が違う気がする。
好きなことを仕事にするには、自分が好きであること+人の役に立つことを同時に満たさないといけないし、同じことを好きな人は当然いるので、その人と差別化を図りながら引き続き役に立つことを提供しないといけない。結構しんどいことだと思うんですよね。
なので、「好きなことを仕事にしよう」は字面ほどキラキラしたもんじゃないなあって。
「好きなこと」とか「やりたいこと」って考えて見つけるようなもんじゃないと思うんですよ。
「気づいたらやってる」とか「知らないうちに時間たってる」とか、そういうものこそ「好きなこと」だったり「やりたいこと」だと思うんです。
本当に好きなことって案外言語化できないのかも。
「GW中にOS作ってた」
って言う先輩エンジニアになんでそんなにプログラミング好きなの?って聞いたら
「ん〜なんでやろね〜」てニコニコしながら言ってた。本当に好きすぎると想いを当てはめる言葉がないのかも。無理に当てはめると陳腐化しそうで。— もと📱デジタルライフハッカー (@moto_ssk) March 28, 2018
👆の先輩エンジニアは絶対プログラミング好きじゃないですか。
本当に好きすぎると、先輩エンジニアみたいに案外言葉にできないと思うんです。だって無理に言葉にしたら陳腐化しそうじゃないですか?
本当に好きなことなら言葉にするより手を動かしてますよ。たぶん。
「好きなこと」も「やりたいこと」も変わってくものだと思うんですよ。だから無理に探さなくていいですよ。しんどいし。それよりもなんかやった方が100倍マシだと思います。
「好きなこと」も「やりたいこと」も経験した中からしか出てこない。
そういう意味でもなんかやる方がいいと思います。
僕も正直何が好きか、何がやりたいかよくわかりません。でも、面白そうって思ったことは「自分でもやってみる」を大事にしてます。やってみると気づける面白さは必ずあります。今もベランダ菜園してますけど、やってみると普通に楽しいですもん。
なんのためにやるか?を考えて動きが鈍くなるくらいなら、とりあえずやっちゃえばいいですよ。
やっちゃって、んで考えてみて、効果ないかもと思ったらやめればいいと思いますし。
どこでその経験値が役に立つかなんてわかんないですしね。
働き方評論家の常見さん(@yoheitsunemi)のインタビュー記事おもしろかったです。
仕事には、
①ライフワーク
②ライスワーク
③ライクワーク
の3要素がある。3要素を全て仕事で満たす必要はない。
むしろ、仕事で全て満たそうとすると逃げ場がなくなることもある。
仕事と適度な距離を置き、「所詮仕事」と割り切って働くのも、
決して悪くない。https://t.co/15u1zTyT8u— もと📱デジタルライフハッカー (@moto_ssk) March 29, 2018
仕事で全てを満たさなくてもいいってのは同意です。やっぱり仕事だけだといろいろ狭まっちゃうし、別の世界を知ることで自分の仕事にいい効果がうまれることって当然あるし。
常見さんの著書『「キャリアアップ」のバカヤロー』でも、
人から頼まれる仕事が天職
という考え方が登場します。仕事の出発点は「どんだけ人の役に立つか」だと思うので、よく頼まれることを深堀りしてくってのもひとつの方法だと思います。無理に探すのはマジでしんどい。