どうも、佐々木(@moto_ssk)です。
「自分の想いが伝わるように話したい(書きたい)」
アウトプットする人なら、誰しも👆の感情を抱くと思います。僕もそれは同じです。
ただ、その前段に位置する「しっかり聞く」という行為を軽視してないでしょうか?
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先日、「しゃべるメシ講座」を開催しました。講師の徳倉さんはこうおっしゃっていました。
聞き手が聞きたい話をする
先日、福岡の某有名食雑誌のライターさんと話をした際、こうおっしゃっていました。
食材を作った人の想い、それを「料理」として伝える料理人の想いを伝える
いずれも共通しているのは「相手の話にしっかり耳を傾ける」ということです👂
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「自分の想いが伝わるように話したい(書きたい)」と考えると、どうしても「どうやって話すか(書くか)」というHOWの部分に目がいきがちです。
実際、HOWは大事です。伝え方ひとつで伝わり方が全然違ってくることはとてもよく認識してます。
でも、突き詰めて考えるとそれは「何を伝えるか」というWHATの部分があってこそですよね。
WHATの部分が足りなければ、それをどう料理したところでパッとしない結果になりますよね。
そして、WHATの部分は「しっかり聞く」という行為なくして手に入れることはできないなと。
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徳倉さんの話にも、ライターの方の話にも共通してるのは「相手の話にしっかり耳を傾ける」こと。
これって言葉にしてしまえば「傾聴力」なんでしょうが、表面上に出てきた「言葉」をしっかり聞けばいいかというと、決してそうじゃないなと。
「傾聴力」というと人の話をよく聞くって捉えがちだけど、たぶんそれ違くて。言葉になって出てきた部分だけじゃなく、言葉に出かけた部分とか言葉になってない部分を「言葉」にすることも含まれてるんだろうなと。
「あーそうそう!」の数だけ「こいつに話したい」思いが募る気がする— 佐々木基之 (@moto_ssk) January 26, 2019
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「傾聴力」を鍛えるのにうってつけの番組は「サワコの朝」だね
👆は徳倉さんの言葉です。そこでさっそく今朝視聴しました。
サワコこと阿川さんの「傾聴力」たるや。ほんの一部分にしか気づけていないことは百も承知ですが、
出力された「言葉」だけでなくその裏にある「想い」など、いろんな部分を切り取っているんですね✂️
これはライターの方と話をしたときも同様のことを感じました。
福岡の某有名食雑誌のライターの方と話をさせてもらって感じたこと
書き手に必要な力は書く力もさることながら、傾聴力もだなと👂
その文字を紡ぐベースになる想いや考えをいかに余すことなく引き出すか。表舞台に出てくる「文字」以上に、裏側にある「思想」や「美意識」への着目を忘れてはならんなと— 佐々木基之 (@moto_ssk) January 26, 2019
「わかりやすい」部分だけに着目するのではなく、「思想」や「美意識」への着目も欠かせません。
「しっかり聞く」なくして「伝わる表現」はうまれないなと。
それは相手の「声」に対しても、もちろん、自分自身の「声」に対しても。