どうも、佐々木(@moto_ssk)です。
昨日の夕焼けを見てこんなツイートをしました👇
ここから青、オレンジのように境界線の引かれた絵より夕焼けのようにグラデーションがある方が思いを馳せたり、考え事しやすいってのはありそう。きちっと表現されることの良さももちろんあるけど、時に曖昧さも必要。そういう余白って大事。 pic.twitter.com/f7kkXkwrQh
— 佐々木基之(Motoyuki Sasaki) (@moto_ssk) July 30, 2018
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夕日を見て綺麗だと思うってちょっと恥ずかしいんですが、感じたものはしょうがない。
「そういうこと言う人だと思わなかった〜」
とか言われたことも、感じたこともあると思いますが、そういう第三者の目を気にしすぎるとなかなか素直になれないこともある。それって結構窮屈ですよね。余所行きの服を朝から着て、どっと疲れるようなもの。
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整ってるものを見ると「綺麗」とか「すごい」とか思うのですが、同時に「大変そう」という窮屈な感情が出てきたりもします。うわ〜俺はできねぇみたいな。
一方でちょっと雑さがあると「何やってんだよ」とか「俺の方がうまくできる」みたいな、ほっとけない的な感情も出てきたりする。
要は整いすぎてるとそれはそれで美しいんだけど、そこでオワリ。それ以上も以下も特になし。
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例えばテレビ朝日の番組の「激レアさんを連れてきた。」。
その名の通り、”激レア”な経験をしてる人を連れてきて、根掘り葉堀りその”レアさ”を紐解いていくわけですね。それが結構面白い。
#激レアさんを連れてきた 面白いよね。ひとりの人生を根掘り葉掘り深掘るわけだけど、単なる振り返りじゃないところが好き。
・その人のキーワードをもじったキャッチコピー
・気合しかなかった的な完璧じゃない感じ
・でも一貫した芯はある
綺麗すぎずツッコミどころがある方が食い入りやすい。— 佐々木基之(Motoyuki Sasaki) (@moto_ssk) July 30, 2018
“激レア”な人なのでそれだけで話のネタが強烈なんですが、強烈だけだと正直飽きる。”激レア”なのとは対照的な普通エピソードも結構散りばめられてるんです。それに対して番組MCの若林さんがツッコミいれるのでより面白味が増してます。
強烈な成分だけだと「へぇ〜」で終わり。それ以上もそれ以下も特になし。普通部分があると「ん?案外そんなもんなん」とか「俺もそれ好き」とか共感ポイントが多数でてくるので、ある種の臨場感が出てきます。
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ツッコミどころとか、どっちとも取れるとか、そういう余白って結構大事だと思うのです。
人ってそういう余白を見つけて自分の意見とかのっけたい生き物だと思うし、そういう余白を見つけて「わーい、見つけた!」って言いたい生き物だとも思うし。
整いすぎてないからこその美しさってのも磨いていきたいです。