どうも、佐々木(@moto_ssk)です。
2018年は「プログラミングの勉強はじめました!」と宣言する人が非常に多かった印象です。
その背景には、オンラインのプログラミング学習サービスがあるように感じています。プログラミング学習における最初の壁「環境構築」を割愛できる利便さが火をつけたように思います。
ただ、やっぱり独学だと「思うように学習が進まない」というジレンマにも陥りやすいです。そういう場合、おそらく「できるようになりたい」という超漠然とした動機しか掲げてない可能性があります。
*
「できるようになりたい」という漠然した動機しかないと何が起きるのか?
それは大きく2つあります。
「情報の取りこぼし」は言うなれば「流しそうめん現象」です。
次から次へと流れるそうめん(情報)を「取りこぼすものか!」と気合を入れて器に移しますが、そうめんは次から次へと流れてくるので、結果的に器からそうめんが溢れているという…
「情報を咀嚼できない」は言うなれば「寄せ鍋現象」です。
流しそうめんと似てるんですが、「この情報大事そう」「これは知ってた方がいい」など、とにかく鍋にアレコレ入れてしまうことで、パッと見美味しそうなんですが食べ切れないんですね。食べたとしても、ちゃんぽん状態なのでお腹も下しやすいという…
*
どのように対策していけばいいか?という話ですが、ズバリ「短サイクル」と「メンター」です。
「早くできるようになりたい!」とか「とにかく理解したい!」という漠然とした動機は「できるようになる」ために必要なモチベーションです。なので、そのモチベーションを鎮火させない方法が大事です。
「短サイクル」に関して言うと、アレコレと手を出さないに尽きます。
というように、所要時間10分の作業量でいいからそれを数回繰り返す。短いサイクルで回すことで「手を動かす」習慣を作ってしまう方がよいかと思います。学習し始めはとくに立ち止まりやすいので。
そして「メンター」ですが、これは結構大きいです。
マラソンをしたことがある人ならわかると思いますが、ペース配分を考えないと後半バテますよね。メンターはまさにペースメーカーです。
学習し立てのころは「この程度でいいのかな?」「これだけで足りるかな?」といった判断をしづらいです。だって初めてだから。なので、すでに経験済みのメンターにペースメーカーになってもらうことが重要です。
早くできるようになりたい!
と思えば思うほど、あれもこれも詰め込んだ寄せ鍋状態になりがち。とりあえずこの具材だけ、みたいに細分化しないと消化不良で腹下す。
それに実際の仕事はあれもこれも一気にやんないし、むしろ非効率。仕事で非効率なことを学習でやる必要はない https://t.co/cF6HdV20MH— 佐々木基之 (@moto_ssk) December 26, 2018
*
「思うように学習が進まない」ジレンマを解消していくには、自分の力でなんとかしすぎないことが大事です。
周りの人に頼んだり、メンターとなってくれそうな先輩に教えをもらったり、周りを巻き込んでみてください。巻き込むことで自然と「やらざる得ない」という状況を作ることにもなりますから。
とはいえ、あまりにも近い人には相談しづらかったりするもの。そういうときは「MENTA」というサービスを使ってみたらよいのでは?
自分に合うメンターを見つけることができるかもしれません。あ、ちなみに僕もメンターやってますので気軽にお声かけください✊
せっかく燃え始めたモチベーションを鎮火させない方法を手に入れてくださいね。