どうも、佐々木(@moto_ssk)です。
朝からいろんなワイドショーで放送されていたように、京都大学の本庶氏がノーベル医学生理学賞を受賞なさいましたね。おめでとうございます🎉
がん治療「第4の道」ということで非常に注目が集まってます。受賞ニュースを見ていると、僕は本庶氏の人間性にも非常に注目した次第です。
㊗ノーベル医学・生理学賞 本庶佑氏
本庶先生のモットー「自分で考え、納得いくまでやる」#ノーベル賞#本庶佑#オプジーボ pic.twitter.com/jfcqzF6ght
— 先輩のハト🇯🇵 (@senpai_hato_) October 1, 2018
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本庶氏の研究室ページを覗くといきなり素敵な言葉と出会います。題して「6つのC」
好奇心Curiosityを大切に勇気Courageを持って困難な問題に挑戦Challengeし、必ずできるという確信Confidenceをもち全精力を集中Concentrateさせ、諦めずに継続Continuationすることで、時代を変革するような研究を世界に発信することができるのです。
本庶氏の受賞ニュースを見ていると、共通して言及されていたのが「基礎研究の大切さ」です。これについては本庶氏自身もインタビューで言及していました。
👆の記事で僕が印象に残ったのがこの部分。
成果は出るまでに時間がかかるもの。PD‐1だって花開くまでに20年以上かかりました。
日本の企業もスリム化して絞るばかりで、企業内の研究の力がものすごく落ちている印象を受けます。
これは個人の話にも当てはまるなと。
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新しく何かを始めるとき、どうしても早く結果がほしいもんです。続けていくためのモチベーションになりますし、何より実績ができるので見栄え的にも気持ちいいもんですよね。
ただ、結果を求めすぎるあまり足元を見れていないこともあるのかなと。要はきちんと分析や反省をせず、「うん、だめだ。次」みたいに、自分の外に原因を求める感じです。
これはこれで必要なマインドかもしれませんが、個人的に思うのは、何か尖った知識を持っている人は内省力が高いということです。何が起きても自分の責任と捉えることができ、自分に厳しい。
2012年、同じくノーベル医学生理学賞を受賞した山中氏によると、本庶さんはとても自分に厳しい方のようですね。
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本庶氏の受賞記者会見のなかで、本庶氏が話していた以下の言葉。
一番重要なのは、何か知りたい、不思議だと思う心を大切にする。教科書に書いてあることを信じない。本当はどうなっているのかという心を大切にする。自分の目でものを見る、そして納得する。そこまであきらめない。
今回の受賞理由でもある「PD-1」発見は、まさに👆の言葉を体現した結果のようです。
最後に、本庶氏が語る「人生の喜び」を紹介しますね。30秒程度ですがいろいろ考えさせられます。
本庶先生、今度はニュース23で
「アナウンサーになっても言いたいこと言えないでしょ?」
攻めてる、攻めてる#本庶先生#ノーベル生理学・医学賞 #Nobelpreis #rebellious pic.twitter.com/7oLBcP1Ga1— HELLCAT (@AmyakaHELLCAT) October 1, 2018