ハイブリッドSEがハイブリッドな生き方を考えるブログ

非日常ではなく異日常から感じた「主体的に生きる」について

どうも、佐々木(@moto_ssk)です。

 

先日、人生初の沖縄にいってきました🏝

著名な観光スポットをいくつか回ったのですが、最終的に印象に残ったのは、ひっそりとした場所にありつつも澄んだ空と海を堪能できるレストランを営むひとりの料理人についてでした。

もちろん訪れた観光地でその場でしか味わえない体験を得たのでフツーに満足しています。

ただ一方で観光地とはそういうものだよなと。

普段の日常から離れた”非日常体験“を求めてるし、観光地はそれに全力で応えてくれる。結果、「また行きたい!」という感想を持つ。そして同時に「あー明日から仕事か」と現実を直視するのが辛くなる…

たしかにどれもこれも思い出だし、次なる非日常体験を目指すことが活力にもなるんですが、日常と分断されてるような感覚も否めない。それが沖縄旅行前の僕でした。

今回、5日間沖縄に滞在することができました。5日もいれば気持ち的にも行程的にも余裕があります。

その余裕のおかげか、訪れる先々では余計な雑念なくシンプルに目の前のことを楽しめる自分がいました。

そんなときに訪れた一軒のレストラン。

このレストランはランチ1組、ディナー1組、メニューはなく料理人のおすすめコースのみ。

料理はもちろんのこと、料理人が作る空間や雰囲気が心地よい。なかでも料理人が料理の合間合間に話をしてくれるんですが、様々な人生経験を経て独立しているだけあって、考え方や言葉の重みなど、心にジーンとくるものが多かったです。

以前「選択肢を増やすことは主体的に生きることだ」というブログを書いたのですが、幸福度と主体性には相関がありますよね。

さきの料理人にしたって、

  • 沖縄でレストランはいいけど、沖縄で生活するとなったら大変そう…
  • 予約があるうちはいいけど、お客さんがこなかったら…不安定だわ…

という見方だってできます。

じゃあ料理人は不幸せか?と問われれば、僕には全くそうは見えませんでした。

むしろ充実感と使命感を楽しんでるように見えました。なぜそう見えたか?と聞かれれば、主体的に生きているからだと思います。

 

Today is the first day of the rest of your life. — チャールズ・ディードリッヒ

主体的に生きるには「タイミングがきたらやる…」という考え方を改めるのが最初かもしれません。