どうも、佐々木(@moto_ssk)です。
「note」は他のブログサービスと違って記事投稿までのステップ数が本当にシンプルです。なので、使い方ハードルは本当に低いと思ってます。
ただ「隠居系男子」こと鳥井弘文(@hirofumi21)さんのツイートを読むと、公開ハードルは案外高いようです。
最近、立て続けに「何か良いブログサービスはないですか?note以外で。」という質問をいただいた。noteが素晴らしいサービスへと成長したからこそ、note以外を求めるひとも徐々に増えてきたんだろうなあと。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) December 21, 2018
👆が現してるのは、誰でも簡単に使える分、何を切り口に発信するか?で足踏みしてしまう人が多いということですよね。
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「何を切り口に?」というのは今後ますます大事になってくるような気がしています。
というのも、誰もが発信者になれる現代において当たり障りない内容というのはスルーされる傾向にあると感じるからです。
確かに発信する上で、当たり障りない内容であれば誤解を招くことも少ないでしょうし、「炎上」とは縁遠くなると思います。ただ、誰もが書きそうなこと、誰もが言いそうなことだけ発信したところで、「お前じゃなくていい」という感想からは逃れらません。
なにより、上辺ばかりすくったところで自分にとっても得られるものはないですよね。
であれば、多少文章が稚拙でも、多少喋りが苦手でも、自分の言葉で発信した方がよほどマシと考えることもできます。
これらを踏まえ、2019年さらに加速していくであろうと思うのが「コミュニティ」です。
2018年はたくさんの「オンラインコミュニティ」が立ち上がってましたよね。ただそれらの多くはインフルエンサーを中心としたコミュニティだったように思います。
2019年はインフルエンサーでない身近な人や共通の趣味を持った人を中心としたコミュニティがどんどん立ち上がるような気がしてます。
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noteしかり、Voicyしかり、Youtubeしかり、発信媒体はなんでもありますし、なにより「コミュニティ」と相性がいいですよね。
鳥井さんも「ブログ×コミュニティのような…」という内容をツイートしていますが、僕が真っ先に思い浮かんだのは「note」の共同運営マガジンです。
「コミュニティ×ブログ」でまず思い浮かんだのがnoteの共同運営マガジン。
自分の色味を残したままコミュニティの色味を追加できる、のように「自分」を大きく切り替えることなくシームレスに行き来できるフラットさは必要要素のように感じる。今それができるのはnoteのソレって感じ。 https://t.co/vm1RePEocS— 佐々木基之 (@moto_ssk) December 21, 2018
実際、僕も「書くメシ」にて共同運営マガジンを利用しています。
「日刊【書くメシU30’s】マガジン」と題して、U30世代の11名で毎日更新しています。U30世代ならではの価値観で多様な考えを綴っています。(フォローいただけると飛び上がるほど喜びます☺️)
共同運営マガジンのいいところは、「自分」の色味を消すことなく共同運営できるという点です。
共同運営となると真っ先に出てくるのが、「アカウントどうする?」という問題。
コミュニティのアカウントで運営するのか、コミュニティ用に個人個人が別アカウント作るのか、など考慮する点がいくつも出てきて、めんどくさくなって「やっぱやめるか」となることも。
noteの共同運営マガジンの場合は個人アカウントで運営できるので助かっています。
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ただ「コミュニティ×情報発信」となると、次なる問題が出てくるとも思っています。
それが「アレコレしすぎてブレブレ」問題です。
要は、様々なコミュニティに所属でき、さらにコミュニティごとに発信する機会が増えてくるので、どれが本当の「自分」か…と迷子になるということです。
これに関しては事前に戦略を練っておく必要がありますが、「自分」の色味を自己認知しておくことだと思います。
言い換えると、自分のポートフォリオを用意しておくという感じです。「ここに集約してる」という状態を作っておくと迷子にならずに済むのかなと。
なんでもそうだと思いますが、乱立してくると「要はなに?」となるので、その「要はなに?」を用意しておくというイメージですね。そうすれば、コミュニティ活動も「ポートフォリオのこの部分の活動」と認識したうえで取り組めるようになると思います。
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「自分は〇〇だから」と1つの武器だけで乗り切れる時代ではなくなってきている今、自分のポートフォリオを用意して総合的に「自分」の色味を作っていくことが最大の武器になるような気がしてます。
プログラミングを勉強してる人が増え続け…
「プログラムだけ書ける人」の単価がどんどん下がっていく。
いまのうちからコードだけじゃなく、目的達成に向けての総合的な提案力を身につけることを意識するだけで一歩先にいけると思う。
— 入江 慎吾 / Shingo Irie (@iritec_jp) December 14, 2018