気づけば2015年も折り返し月になりましたね。
4、5月は仕事の関係でブログを書く時間がゆっくりと取れなかったです。
先月でひと段落したので今月からまた適度に更新していきます。
再開最初のネタは何にしようと考えていて、ふと思い浮かんだのがプレゼン。
新年度3ヶ月の今月は新入社員の方でしたら研修の成果発表等を控えているかもしれません。
僕自身も4、5月はプレゼンに関する仕事をやってたこともあり、僕が普段意識していることを振り返りも兼ねて書き纏めておこうと思います。
プレゼンとはコミュニケーションのイチ手法です。
コミュニケーションとは自分と相手と意思疎通を図ることかと思います。
よく言うコミュニケーション能力とは、「相手に理解してもらえるように話す」、「相手が話している(話そうとしている)ことを理解する」という能力だと僕は定義しています。
決して、おしゃべりが上手なことを指すわけではないと思います。
プレゼンとは相手の理解を得るための方法でしかないということを認識することがまず大事なことだと思います。
先ほどから何度も書いていますが、プレゼンとはコミュニケーション手法なので相手に何かを理解してもらうという本質部分は変わりません。
なので、まずはキーワードを決定することが重要だと思います。
これらを総合的に考えた上で、伝えたい内容をキーワードに落とし込みます。
例えば、成果発表の場で考えてみます。
このように考え、キーワードとして、課題に対する仮説、課題へのアプローチ、成果の内容などを決定していきます。
キーワードが決定できれば、あとはストーリーを考えるだけです。要は話の流れです。
ストーリーの考え方は起承転結やSDS法、PREP法などを参考にしてます。
※ PREP法などについては以前作成した記事をご覧ください。
ストーリーを考える上で大事なことは、キーワードがより伝わる流れにすることです。
キーワードがより伝わるようにするにはどのような流れが良いか?を考えます。
先に前提を伝えて結果を言う方が伝わるのか、先に結果を言って理由を述べた方が伝わるのか。キーワード(プレゼンで伝えたい本質部分)をきちんとオーディエンスに伝えられるか?という観点で作成してください。
キーワード決定、ストーリー作成でプレゼンの成果がほぼ決定します。
準備の段階でプレゼンの結果は8割決まっているとも言われたりします。
プレゼンは”話す”という段階に目が行きがちですが、”話す”手前の段階でほぼ成果は決まっているという認識もぜひ持ってください。
プレゼンが他のコミュニケーション手段と大きう違う点は対面コミュニケーションであるという点です。
対面なのでオーディエンスの反応をリアルタイムで把握することができます。
ということは、反応を見ながら随時話し方や伝え方を変える必要が出てきます。臨機応変に対応することが求められます。
ただ、キーワードとストーリーが決まっていれば容易に対応できます。
なぜなら、伝えたい内容は決まっているから伝え方を換えるだけで済むからです。
準備の段階で8割決まるというのはこういう場面に当てはまりますね。
最後のフェーズは”話す”です。
自分の話し方はわかりやすいか?声は聞きやすいか?一番気になりますよね。
じゃあどうするか?
自分の話を自分で聞けばいいです。
僕の場合は、自分で自分自身を撮影したり、声を録音して客観的に自分を見ます。
すると、手癖や話癖などいろんな無意識の行動に気づくことができます。
録画は誰でもできます。でもやってる人は案外少ないのかもしれません。
一番ダメ出しできるのは自分自身ですよね?
あとは話し方として、抑揚をつけたり、間を持たせたり、緩急をつけたり。
そこは練習あるのみですので、話す練習をする時間をしっかり確保してみてください。
今日はプレゼンをするとなった場合、僕自身が意識していること、取り組んでいることを中心にまとめてみました。
真似できる点は是非真似してみてください。
また、改善した方がよい点やオススメの方法などありましたらご教授ください。