どうも、佐々木(@moto_ssk)です。
先日こんなツイートが目に止まりました👇
新卒の日報をみていて、初動が早くて学習速度の早い新卒は全体感を雑に掴むのが上手だと思った。
ざっくり俯瞰した絵を掴んで詳細をトライアンドエラーで詰めに行くので
質問や学びの解像度が高いし抽象化もきちんとされてるなと。見習うこと多い。
— れむ。 (@9almondchocola) April 19, 2019
この時期は新入社員研修の講師をしてて、毎年1案件あたり20数名の新人を担当してます。
受講者には日報を提出してもらいますが、習得が早い人は「ざっくり捉える」能力が高いんですよね。
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「ざっくり捉える」ことは学習初期において有益な方法だと思っています。
「ざっくり捉える」と何がいいかと言うと、全体像を捉えやすいんです。全体像がイメージできないと、単元同士の繋がりや関係性が見えないし、細かい情報ばかりに目がいきがち…
似顔絵を描くとき最初に輪郭を描きません?そんなイメージで、ぼんやりとでも全体像を捉えると学習迷子になりづらいと思います。
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たとえば”木”をイメージしてください。
“木”を構成する要素には「葉」「枝」「幹」の3つがありますよね。
ここまで話してきた「ざっくり捉える」は「幹」だけにするイメージです。要するに剪定作業です✂️
「葉」や「枝」といった末端情報に捉われず、しっかり剪定して「幹」を理解する。「幹」は言うなれば”本質”みたいなもんですね。
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このとき「ざっくり」の精度にこだわりすぎなくていいと思います。
不足してる部分、勘違いしてる部分は後からいかようにも修正可能です。とにかくまずは全体像を掴む。
全体像さえ掴めれば、あとは細かいこと詰めていくだけですから。
最後に「幹」にたどり着くために僕が取り入れてる問いを紹介して終わります。
「要するにどういうこと?」
これを問うことで随分とスッキリ整理でき、尚且つ、全体像を捉えやすくなると思います✂️