どうも、佐々木(@moto_ssk)です。
ここ最近、NHKがおもしろいっす。
何がおもしろいって、見るつもりなくて見たものがおもしろいこと。
こないだ観た、RADWIMPSと1000人の18歳が一緒に共演する一度きりのステージ「18祭」は自分の18歳を思い出して、懐かしい気持ちになりました。
#RADWIMPS18祭 観てると自分の18歳を思い出す。鳥取の田舎で、自分の周りが世界の全てで、何がやりたいとか、どうなりたいとか、そういうのは一切無縁だった。要は自転軸が自分のなかにあった。でも外にでると自転軸は他にあって、ものすごい遠心力に戸惑い、抗おうとする感情も芽生えた。18歳は揺れる
— 佐々木基之 (@moto_ssk) October 18, 2018
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18歳ってめちゃめちゃ揺らぎますよね。少なくとも僕は揺らぎを経験したひとりです。
👆のツイートにも書いてるんですが、田舎者の僕にとって、自分の周りの世界が世界の全てでした。
そりゃもちろん「そうじゃないこと」は頭では理解してますが、実感的には無なんです。
ニュースで世界情勢を見ようが、どこかで戦争や殺人が起きようが、自分が体験していないことすべてが他人事なんですね。そこに興味とか関心とかはまったくなかったです。
というか、興味や関心がないので「知りたい」という感情すら皆無でした。
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でも、社会との接点を持ち始めた年齢でもあるんですよね。
当時、TSUTAYAでアルバイトをしてました。業務のひとつに中古買取があります。
中古買取をしてもらったことがある人は知ってると思いますが、法律によって買取申込者の本人確認をしないといけなんですね。「氏名」や「住所」などを記入してもらうんです。
そのひとつに「職業」という欄があるんです。
などなど、いろんな職業を目にするわけですね。「へぇ〜いろんな職業があるもんだなあ」と。
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それまで、自分の周りが世界の全てだったのに、社会との接点を持つことで世界が広がってく。
自転軸は自分の内にあると思ってたのに、自分の外にめちゃめちゃあることに気づく。
「常識」と呼ばれるルールブック、「普通」という敷設されたレール、いろんな遠心力を受けながら、抗いながら、なんとか自転しようとする自分を認知し始める。
そんな「揺らぎ」を感じたのが、ちょうど「18歳」だったように思います。
「18祭」という番組ではそんな18歳たちの揺らぎを音楽という形で昇華していました。
最後に、RADWIMPSと1000人の18歳が歌っていた「正解」という曲の締めの歌詞を紹介します。
制限時間はあなたのこれからの人生
解答用紙はあなたのこれからの人生
答え合わせの時に私はもういないだから採点基準はあなたのこれからの人生
「よーい、はじめ」