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レールを敷くんじゃなくて、ハシゴをかける

ハシゴ

どうも、佐々木(@moto_ssk)です。

今日は「書くメシ for Kids」と題してプログラミング体験会を開催しました。

書くメシ」は何度かこのブログで登場していますが、書くを武器にメシを食う人たちのコミュニティです。

いってしまえばプログラミングもコードを書いてメシ食ってるよねということで、せっかくなら子ども向けにやろうと。2020年のプログラミング教育必修化も背景のひとつです。

開催して思ったことは、教える側のアップデートが欠かせないことです。

以前noteでも書いたんですが、プログラミングを習わせたい親御さんは増えてます。

ただ、「プログラミングを教えたいけど、何を教えたらいいの?」というモヤモヤを抱えている親御さんが結構います。そのあたりは👇のnote記事で詳しく書いてます。

機会を提供することはできても、子どもが継続していくうえでどんなサポートが必要かわからない

という想いを払拭することができれば、しっかり背中を押してあげることができますよね。

僕自身、子どもたちにプログラミングを教えていて思うことがあります。

それは、子どもたちはスポンジのようになんでも吸収するということ。
言い方を換えれば、本当に純粋で無垢であるということです。

僕は親ではないですが、教える側の立場としていつも気をつけているのは「考える機会を奪わないこと」です。これは子どもに対しても、新入社員に対しても一緒です。

子どもであろうが、新入社員であろうが、誰でも、やったことないことは何でもハジメマシテです。

ハジメマシテであるがゆえ、教える側の一挙手一投足が「正しいこと」に映りますよね。

だからこそ、教える側のアップデートが欠かせないなと。

教える側はときに、こういうふうにやればいいんだよ!という乱暴な手を使うことができます。
俺の言った通りやれよ!と有無を言わさずレールを歩かせることもできます。

ただ、教えられる側はすべてがハジメマシテです。

彼らのなかにフツフツと湧いた疑問にいかに向き合うか。

彼らが自分で「なるほど」と思える、「これじゃうまくいかないな」と思える、そういう機会をどれだけ作ることができるか。

疑問を「浮島」に置き換えると、教える側に必要なことは島同士を渡るハシゴをかけてやることなのかなと。

レールを敷くんじゃなくて、ハシゴをかける

キッズプログラミングという機会を通して、「親」の疑似体験をして、そんなことを感じました。