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リレーマラソンを通してチームビルディングというものについて考えてみた

ゆかいななかまたち

先日、大濠公園リレーマラソンに参加してきました。

当日は台風接近中でしたが、天気も持ち、そして無事完走することができました。

リレーマラソンとは、駅伝のようなものでタスキをリレーして、チームで42.195kmを完走するスタイルのマラソンです。

陸上大会で盛り上がる4×100m走の人数と距離が多いバージョンです。

リレーマラソンを通して、チームビルディングについて考察してみました。

※ 真面目な感じになりますが、リレーマラソン自体はまったく堅苦しくなく、とても楽しいスポーツですので!

1.チームの一員であることを認識することの重要性

チームで何かに取り組む際、よく頭を悩ませるのが“責任感”とかってやつです。

チームになれば、頑張る人と頑張らない人の割合は大体2:8になると言われています。

頑張る人と頑張らない人の違いってなんでしょうか?

いろいろ要素はあるかと思いますが、ひとつは”責任感”かと思います。

では、どうすれば責任感を感じるのか?

責任感というものは「自分がいなきゃだめだな!」と思うことで初めて芽生える感覚なのかもしれません。言い方を換えると、自分はチームに必要だと認識するといった感じになるでしょうか。

今回のリレーマラソンでは、認識するという段階をチームTシャツを作成することで実現しました。ただ、このTシャツがかなり重要アイテムなんじゃないかと思います。なぜなら背中にひと工夫入っています。

それは、チーム全員そろって初めてひとつの言葉ができるようになっています。

ゆかいななかまたちは各メンバーの名前やあだ名の1文字なんです。(これはもう奇跡ですね!笑)

このように、誰かひとりでも欠けたら言葉が完成しません。

でも、このTシャツのおかげで、誰ひとりとして欠くことができないという感覚を各自が認識することができたと思います。

2.チームとしての目標を設定することの重要性

チームとして動き出すと、次に頭を悩ませるのが“目標”です。

いい感じで動き出したものの、

  • そもそもなんのためにやってんだっけ?
  • 俺、私ってなんでこれしないといけないんだっけ?

と、ふと頭をよぎり、疑問に支配され、進めることに煮詰まる、となりがちです。

そのような時は大抵、目標があるようでない場合が多いのではと思います。

目標が明確にあると変な考えに支配されることはなく、シンプルに行動することができます。

さらに目標が具体的だとなおいいですよね。

今回のリレーマラソンでは、目標設定という段階をこんな感じで実現しました。

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今回、各自の目標タイムを事前に設定しました。

チームとしての目標タイムと、各個人の目標タイムの2つを設定しました。

ポイントは2つ設定したという部分かなと思います。

チームの目標があることで、最終的に何を目指すかが明確になります。

個人の目標があることで、直近で何をしないといけないかが明確になります。

そうすると、

「最終的な目的を果たすために、自分がしなければならないことをなんとしても守らねば!でないとチームとして達成できない!」

のような考え方になり、先ほどの責任感も強く感じやすくなるんじゃないかと思います。

あとは、目標を管理することです。

今回は記録係がいたので、細かく現状を把握することができました。管理することで、行動もより具体的になりますし。

結果的に、今回は各自の目標タイムも達成、チームとしての目標タイムも達成できました!すばらしい!

ランナーのほうに目が行きがちですが、記録係なくして目標達成は難しかったと思います。

3.ご褒美を用意することの重要性

やはりここは外せませんね!

頑張った分の対価があると、人間はやっぱり頑張りやすくなると思います。

今回は、温泉や焼肉、ビールといった褒美を用意してマラソンに挑みました。

ざっと3つのポイントで考察してみました。

考察してみて思ったことは、そんな初歩的なこと誰でも当然のように知ってるということですね。ただ、当然のことを実践することは難しいとも言えると思います。

実践する上で重要なことは、今回のように可視化することではないかと思います。

気合や情熱で目標達成できたらどんなに楽でしょうか。

気合や情熱も目標達成にはもちろん大事です。ただ、それと同じくらい“数値的な目標”という可視化は重要です。

さて、次はこのTシャツを使って何をしようかな...