今日から新しい年度のスタートですね。自分も早いもので社会人4年目のスタートです。
新年度を機に、これからの自分の方向性、スタンスについて考えてみようと思います。
さっそくですが、レジリエンスという言葉を聞いたことはありますか?
レジリエンスとは日本語にすると、「回復力」や「抵抗力」です。心理学用語であり、自発的治癒力という意味もあるそうです。
実はこの言葉を知ったのはつい2週間前です。きっかけは先輩と話していたときのこと。
ブログも50回を迎えたし、ブログ名を真面目に考えようと思っていたとき、先輩に
「佐々木基之と言えば!?と聞かれたらなんと答えます?」
と無茶ぶり的質問をしました。そのときに返ってきたのがレジリエンスです。
以下の記事がレジリエンスについてわかりやすく解説してくれてます。
世の中はめまぐるしく変化していってます。今ある仕事の多くは20年後には今の形態のまま残ってはいないだろうと言われています。今までの当たり前は当たり前ではなくなる時代です。
ダーウィンの進化論ではありませんが、変化に対応できない者は生き残れません。
生き残るにはレジリエンスを身につける、養っていくことが重要です。
レジリエンスとは逆境を成長の機会に変える力だと認識し、レジリエンスを自分のテーマにしようと決めました。
レジリエンスについて調べる中で3つのキーワードを見つけました。
記事の中でも一番レジリエンスをわかりやすく表現していた文章が以下です。
「特にレジリエンスは大切です。ユニリーバの社内における『レジリエンス』のとらえ方は、稲穂のようなものかもしれません。稲穂を押し曲げると、最初しなやかに曲がりますよね。そして、そのあとに“ビュ!”という感じで勢いよく戻ってきて、反対側にグッと伸びる。あの感覚、ダメージがあったあとに、それを機にぐいっと成長したり飛躍したりする感じ。それこそがレジリエンスのイメージです」
レジリエンスを養う上で邪魔な要素は思い込みと悲観的思考です。
物事を一方向からしか見れない場合、その方向から解法が得られないと認識した途端に思考が止まります。他のアプローチを考えることができなくなる。思考がカチコチです。
レジリエンスを鍛えるためには視点を多く持つという思考の柔軟性が必要になることがわかりました。以上から、情報に対して1つの解法だけでなく、複数の解法を試すことを意識して、実際に解くということを意識していこうと思います。
思考が柔軟になれば、危機的状況に立ち会っても形跡逆転の可能性が出てきますよね。
レジリエンスは逆境を力に変えるという意味もあります。
危機を危機と捉えるのでなくうまくいかない方法として捉えるようにしたり、失敗したことを認識し、失敗しない方法を考えるヒントにしたり、全ての結果を一経験として積み上げるようにしようと思います。言い換えれば、とりあえずやってみようという事ですね。
最後に共感ですが、逆境に立ち向かうには1人よりも2人、2人よりも3人というように人数が多い方がいいと思います。何でも1人でできるほど1人のキャパは大きくないですし。
複数人で立ち向かうにはお互いが信頼し合っていることが重要ですし、信頼し合うためにはお互いに共感していることが大事だと思います。
前回のブログでも書いたように、人が行動を起こすステップに、共感・共鳴があります。人と共感できる接点を多く持つことを心掛けたいと思います。
そのためには自分が共感できる状態になること。つまり、いろいろ経験していることが大事になってくると思います。様々なジャンルの経験値を積み上げるようにします。
ここまでの内容をまとめると、レジリエンスを養っていくために、
が必要になると整理することができました。
情報に対して2視点以上というのは、例えば需要側と供給側とか、男性側と女性側とか、現場側と経営側とか、立場を変えて情報にあたるということを試してみようと思います。
ジャンル問わず知識や経験を積むというのはそのままで、逆境に立ち向かうことや人と共感するためには自分も知っている、自分も経験したという状態であることが必要です。
そのためにはどうにかして自分の経験値を積むことを考えないといけません。
何でも自分が体験できればいいですが時間的にも金銭的にも無理です。だからこそ、本や人を通して他者の経験を自分の経験に(あたかも自分が経験したかのように)する必要があると思います。
ただ、自分の場合は自分のために頑張ることがなかなか苦手です。でも、誰かのためならがんばれます。
レジリエンスを身につけることは誰かのためになる
これを意識して、これからも今までのようにいろんなモノ・コト・ヒトに興味を持って自分の経験値を積み上げていこうと思います。
Resilience Life