先日、リュックサックリフレクションというワークショップに参加してきました。
リュックサックリフレクションとは何か?については、ワークショップ主催者の中尾さんのブログから引用してきました。
僕たちが過ごしている時間(リュックサック)にどんな行動をしているか?(何を詰め込んでいるか?)
じっくりと見つめ直す時間を作ることよって自分の本当に必要な時間が見えてきます。
すると自分が望んでいる場所に近づきやすくなると思ったのです。
自分は一体何にどれだけの時間を使って、どんな結果を得たのか?ということを振り返り、今後の目標を立てたり、行動していくきっかけにしようというワークショップです。
まさに登山に行く前みたいな感じです。
まずは、この上半期どんなことをしてきたか?何をしたか?
仕事、プライベート問わず自分がしたこと(実行したこと)を洗い出してみました。
ここに挙げたのはあくまで一部です。
振り返ってみての感想は、意外と覚えていないということです。なんとなくやった記憶はあるけれども具体的に何をしたかまで覚えてないことが多かったです。
そういった意味でもブログを通してログを残しててよかったです。
次は上半期に取り組んだことを分類してみます。
分類する観点としては以下の内容で行いました。
仕事、プライベートで分けるよりも何故それをしたか?という目的の部分で分けるというのがポイントだったと思います。やった(経験した)で終わらせないためには、やはり目的という部分が重要です。なぜなら振り返り、改善することに繋がるためです。
自分の場合は以下の5つのカテゴリが作成できました。
今回はこの5つのカテゴリの中で最も重要だと感じるカテゴリを1つに絞り、リフレクションを行っていきました。
ちなみに自分の場合は「福祉×IT」を選びました。
今回のリフレクションではリフレクションカードというものを使いました。
リフレクションカードには「ビジョン」「分析」「そもそも」などのカテゴリがあり、振り返るための質問が書かれています。カードを使って、3~4人の人とグループを組んで互いに質問をし合うことで自分の中に隠れている言葉にならない想いを可視化していきました。
ワークショップ内で自分が受けた質問と回答について簡単に示しておきます。
悪いことではないと思っています。というより、今もっとも取り組むべき領域なのではないかと思っています。
現状の福祉業界の課題は人手不足だと思います。人手不足を改善していく方法として、人手を増やす、人手がかからない作業に変更する、作業の方法を変える等があるかと思います。
ITを利用する価値がある部分は「作業の方法を変える」という部分かなと。ITを使った業務支援を行うことができれば、これまでの人の手を借りなければならなかった事柄を自動化することにも繋がります。
想いを可視化できる、カタチにできるプロを目指したいなと思っています。
カタチは場かもしれませんし、製品かもしれませんし、仕組みかもしれません。場自体は場合により様々な形態を取ると思います。重要なのは「もっとこうしたい」「こうした方がいいのでは?」という潜在的な想いや意識、具体的な言葉にはならない想い、欲望・願望を表に出すという部分を担っていきたいと思っています。
常に変化が必要という見方かと思います。IT業界にいますが、トレンドや技術はとても速く変化します。極端に言ってしまえば昨日の常識は今日も常識とは限らないという感じです。また、講師をやっている影響もあり、現時点の正しい内容(最新情報)を伝えることへの意識もあるからかと思います。”今のままでいい”ものって実はないんじゃないかとも思うので、そういった物の見方も影響して「福祉×IT」への興味が高まっています。
と、こんな感じでリフレクションを行いました。
少し長くなりましたが、上記の流れでリフレクションを行いました。
最後は上半期を踏まえ、下半期の目標を立てていきます。
目標はSMARTを使って立てていきました。SMARTについても中尾さんのブログで紹介されていたので引用してきました。
Specific = 具体的、わかりやすい
Measurable = 計測可能、数字になっている
Atractive = 魅力的でわくわくするのようなもの
Realistic = 現実的で結果志向、達成可能なもの
Timely = 期限が明確、今日やるなど
自分の場合だと、
などでした。今仕事として取り組んでいるITの部分を活かして、興味を持っている福祉の部分を重ねていくことをイメージして下半期を過ごしていきたいと思います。
今回、リフレクションということで時間を使って自分を振り返る貴重な経験になりました。
自分自身で振り返ろうと思っても難しかったりしますが、人と一緒に取り組むと振り返りやすかったりします。人と一緒に取り組むことで方法を学ぶことができるので、人を巻き込むって感覚はやっぱり大事だと再認識しました。
皆さんもぜひリフレクションしてみてください。時間は有限ですしね。