どうも、佐々木(@moto_ssk)です。
質問には大きく2種類あると思っていて、それらは
という感じです。講師をしてるのでいずれの質問もよく受けます。
ところが、何の考えもなしにただ答えを鵜呑みにする人が多いのも事実です。
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もちろん、考え方がわからない場合もありますし、藁にもすがる思いで答えが欲しいという場合もあります。そういう質問が悪いというのではなく、注目するのは答え(考え)の受け取り方かなと。
要は、受け取った答え(考え)を短絡的に鵜呑みにしてしまうのがよくないなと。
たとえばこれ👇
はじめに入社した会社では死ぬほど働いた。展示会前は朝に退社してその朝に出社するという事もありましたし、寝なさすぎて幻聴が聞こえました(笑) でも、上司に恵まれて楽しかった。
ここからが肝心で、その経験が確かに生きている事は否定しないけど、それを他人に強要する気はさらさらない。— トミナガハルキ™/デザイン事務所AMIX (@asobodesign) December 3, 2018
こういうツイートをすると「過重労働を助長するのか」とか「死ぬほど働いても死なないからw」とか、言葉を表面的に捉えた反応が多かったりしますよね。言葉をそのまま鵜呑みにしてるというか。
トミナガさんは最後に「否定はしないけど、強要もしない」と言ってます。決して「死ぬほど働け」とは言ってないですよね。
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今のはひとつの例ですが、鵜呑みにすると短絡的になりやすいと思ってます。
情報が多くなると楽したいので簡単に判断する方に流れやすいですよね。それこそ「Yes or No」という具合に二項で整理したくなる。「0 or 1」と言い換えてもいいでしょう。
実際に数直線を書けば「0」と「1」の間には「0.1」も「0.8」もあるのに、そういう情報を一切削ぎ落として評価する。しかも、無知で未経験ときに限ってこういう解釈をしがちですよね。
楽することは決して悪くないですし、やらなくていいことをやらないようにするのはいいことなんですが、その言葉すらも鵜呑みにして楽しようとする人は結構多いんじゃないかなあと。
じゃあどうすれば?に対する僕のひとつの解ですが「Twitter」です。
いろんな意見に触れる(どれもある意味正解。というか正解なんてない。)ので、よい「脳トレ」になりますよ。ぜひ鵜呑みにせず、咀嚼してやりましょう。