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【就活生へのオススメ本】佐々木が就活中に毎月2回は読んでいた「手紙屋」

手紙屋、就活、喜多川泰

3月に入り、リクルートスーツに身を包む就活生をよく見かけるようになりました。

毎年就活の時期になると自分の就活を思い返します。当時の僕は「やりたいこと」を見つけられず、完全に就活の波に乗り遅れてました。そして、「やりたいことがないのに就活しても…」と出遅れた自分を正当化するような理由を並べ、NPO活動ばっかしてました。

そんな時に出会ったのが喜多川泰さんの「手紙屋」という作品。テーマは就活。しかも主人公は自分と同じように就活に出遅れてる。僕は解決策が欲しくて読み始めました。

今回は、就活中月2回は「手紙屋」を読んでいた佐々木が本から得たことを3つ紹介します。

最初から他人の力をあてにしない

就活生が就職したい会社ランキングなるものがありますが、上位は名だたる企業が並びます。面白いのは就活生が選んだ理由です。例えば…

  • 社会貢献度が高そう
  • 安定してそう
  • やりがいのある仕事ができそう
  • 福利厚生が充実してそう

など。どれも主語が「企業」ですし、全部「○○そう」と不確実なものばかり。

自分もそこに入ればなんとかなるだろうという、就活してる時点で超他人任せな考えです。

でも、最初から他人任せはよろしくない。他人任せでいると権利ばかり主張するようになりがち。自分で頑張ることを優先しなくなります。組織にいればそれでいいかもしれませんが、組織から外れた途端、何もできない人になってしまいます。

頭の中に天秤を用意する

何かに取り組むとき、何かしらの目標があると思います。僕の場合、月○PV達成したいという目標を決めてブログを運営してます。このとき、頭の中に天秤を用意します。

片方の皿に目標を乗せます。そしてもう片方の皿には自分の努力を乗せます。

自分の努力は目標と釣り合うか?足りてるか?間違ってないか?をいつも考えてます。天秤が釣り合うようになれば目標は達成できるだろうと思ってます。

目標を達成できないときはもう片方の皿の量を考えてみてください。

最短ルートは最良ルートとは限らない

自分が思い描いている最短ルートが最良ルートとは限らないことを知っとくだけで精神的にだいぶ楽になると思います。

というのも、自分が描く最短ルートは自分が知ってることからしか作られないからです。

知識として最短ルートを持っていっても、そのやり方が自分に合っているかどうかは別の話ですし、遠回りをしたからこそ気づけることがあるのも事実です。最短ルートを考えるくらいなら、とにかく目の前の仕事ややるべきことを一所懸命やればいいと思います。

誰かにとっての最短ルートが自分にとって最良ルートとは限りません。

つべこべ言わず、とにかく目の前のことやりゃいいんです。

まとめ

「手紙屋」は「ねぇ、その考え方で大丈夫?」と問いかけてくれる作品だと思います。自分が思い描く就活は誰かが作る就活像に当てはまろうとしてるだけじゃないか?と考え直すきっかけにもなります。

今、僕が就活生なら自分の専門性を高める職業、会社を選ぶと思います。やっぱり何かしら専門性がある人は強いです。自分の価値になるので。

大事なのはとにかくやってみること。やり続けることだと僕は思います。「やりたいことがわからない」という就活生はぜひ「手紙屋を読んでみること」をやってみてください。

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