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「向いてる」「向いてない」って他人が決めることじゃね?

おもろい、向いてる、向いてない、仕事、悩む

就職、転職を考えるとき「自分は何が向いているか?」考えることってあると思うんです。

かくいう僕もそうだったんですが、とある社長さんと話して「向いてる、向いてないって他人が決めることじゃね?」というそもそも論が芽生えたんですよね。

そう考えると素直に「これおもろい、おもろくない」という直感を大事にした方がいいなって。

自分が物語を作るなら誰をキャストするか

例えばの話ですが、自分が物語を作る立場にあると思ってください。

物語はなんでもいいです。好きな映画とか、漫画とか。僕はロード・オブ・ザ・リングが好きなので、ロード・オブ・ザ・リングで考えます。

いずれの物語には主要キャラがいるわけです。では自分の身近な人をキャスティングするとしたら、何役に誰を配置しますか?

ざっくりとでも考えてみました?

選ぶとき、自分がその人に抱くイメージをもとにしませんでしたか?

何が言いたかったかというと、「Aさんはこの役が向いてる」って考えませんでしたか?ってこと。

Aさんからすると、あなたが抱く「向いてる」によって決められたことになります。

そう考えると、「向いてる、向いてない」は自分が決めることっていうより、他人が決めることってのもなんとなくわかりませんか?

「こいつと仕事したい」は「向いてる、向いてない」が基準?

人を採用する基準っていくつかあるとは思いますが、何かしらの戦略に基づいて「この人は向いてそうだ」が基準になることもあると思うんです。

新入社員研修で受講者の方と話すとき「なんで自分が採用されたのかわかりません」って意見も実際あります。当の本人がわからなくても、採用する側は何かしらの確信を持ってるわけです。

そう考えると、ますます「向いてる」「向いてない」は他人が決めることじゃね?って考えが色濃くなるわけです。

「おもろい」と思うことを覚えとく

じゃあ自分がわかることって何だろう?と考えてみたんです。

  • やりたい、やりたくない
  • 好き、嫌い
  • 興味ある、興味ない

とかも考えたんですが、これらってある程度の時間と経験が必要なものだよなって。時間をかけて構築されていくものかなと考えると、じゃあ構築元になる要素は何だろうと。

そこで行き着いたのが「おもろい」って感覚です。

「なんか、おもろい」って結構キッカケになること多いと思うんですよね。

自分の中でポンっと芽生える「おもろい」を覚えておくことって大事かなって。

まとめ

「向いてる」「向いてない」って他人が考えることじゃね?と思う理由をまとめてみました。

最近の僕は「向いてる」「向いてない」を考えないようにしてます。考えないようにしてるというより、「おもろい」の感覚を大事にしてると言ったほうが正確かもしれません。

「向いてる、向いてない」を自分で考えたとしても、それは結局自分の経験値の中から導かれるので狭い範囲に留まることに過ぎないのかなと。

「向いてる」「向いてない」を考えるくらいなら「おもろい」って感覚を大切にして、素直に「おもろい」ことに進んでみるのがいいかもしれません。