「好きなこと」とか「やりたいこと」を無理に見つけるくらいなら、なんかやった方が100倍マシだと思ってます。
って考えもあると思うんですけど、それ、たぶん自分でやらない理由探してるだけです。というか僕自身が以前そういう考えでした。「失敗なんてしたくない」と思ってたのでやることを避けるんですね。
僕の中で変わったキッカケは高専のときのインターンシップ。「とりあえずやってみる」のがいいと思う理由をまとめてみました。
「とりあえずやってみる」のがいいと思う理由をギュッと3つに整理してみました👇
まず最初にコレです。やれば経験値になるんです。
ドラクエしたことある人ならわかると思いますが、経験値たまんないとレベル上がんない。
現実の世界においてレベルは、ノウハウだったり、考え方だったり、着眼点だったりという思考の能力や、運動であれば体が覚えるとか、筋肉がつくとか、の身体的な能力になってくるんだと思います。
ホイミ覚えていきなりベホマズンにならないように、ステップは何においてもありますよね。
自分が経験したことは話のネタになります。しかも上っ面だけじゃない、実のある話に。
受け売りの言葉じゃなく、自分の言葉で話すことができます。自分で経験してたら「ちゃんと伝えたい」って想いも強くなるので、伝え方にこだわる意識も芽生えると思うんです。
そしたら、「伝えること」についても自然と取り組むことになるじゃないですか。
何かやってしまえば、次の何かに自然と繋がると思うんです。ぶつ切りじゃないく。
「とりあえずやってみる」上で大事にしたいのがアウトプットすることだと思ってます。
②の「伝えること」の話じゃないですが、自分の経験を小出しでもいいので表現することで思いがけないことが起きます。
例えば、僕の場合だとこんなことが起きました👇
こちらは「きらッコノート」という介護情報サイトに掲載された記事です。
こちらは「C&K」という男性ボーカルユニットのKEENさん(@keen_ck)にリツイートしてもらった記事です。
どんな形でもいいので経験を外だしすることで思いがけないことが起きたりします。
こういうことがあると、もっとがんばろう!と新たなモチベーションになるので一石二鳥です。
仕事においても「とりあえずやってみる」はめちゃ大事だと思ってます。
僕は学生時代にキャリア系のNPOで約2年活動していたんですが、そこでお世話になった社会人の方に言われた言葉は今では僕の指針です。
100点にしてから報告したいと思うかもしれないけど、60点でいいからバンバン報告して。
これなんすよ。どうしても”自分が納得する”かたちで報告したくなるんですが、そもそも自分が思ってることが100点か?って話です。
頼まれごとは相手ありきです。相手のリクエストに応えられなければ100点はないわけです。てことは、60点でもいいからとりあずやってみる。そしてそれに反応をもらう。んで、100点にブラッシュアップする。これです。
頼まれごと以外でも同じことが言えます。とりあえずやってみて、外だしして、反応もらって、もっかいやるってサイクルです。実際その方が100点に辿り着くの速いですしね。
最後に、僕が「とりあえずやってみる」マインドを持つようになったキッカケを話しておきます。
高専のインターンシップに行くまでは、自分の評価を落としたくないくだらんプライドがありました。何をするにも言い訳できる準備をするほど。インターンシップもそんなスタンスで臨んだわけですが、担当者の方にいとも簡単に見抜かれたわけですw
「失敗したっていいやんか。やりたいと思ったら素直にやったらいい。やりたいと思っても”やれる時期”逃したらできへんで」
担当者の方は関西人だったんですが、関西のノリか?と最初は思ってました。でも2週間一緒に過ごすことで、担当者の方は自分の経験ベースで話していること、そして担当者の方自身が、やりたいことがあったけど”やりたい時期”を逃してしまった人でした。
大学に行くとか、留学するとか、海外に行くとか、人生いろいろですが、その機会を逃すと途端にやること自体むずかしいことってあります。
「やりたいこと」の消費期限を逃さないためにも、少しでもやりたいと思ったら、とにかくやってみるのがいいです。
なんでもそうですが「やめる」ってことはいつでもできると思います。「やめる」ことは「やってみてから」でも遅くない。それにやってみたら案外楽しいって思うこともあります。
ただ、闇雲になんでもやるってのはちょっと考えものです。
何かやるなら「何を得たいか?」は常に忘れないようにした方がいいと思います。じゃないとなんでやってるかよくわかんなくなるので。
そういう意味でも、アウトプットすることを忘れず、とにかくやっちゃっていいと思います!