ハイブリッドSEがハイブリッドな生き方を考えるブログ

正社員にこだわる必要性は昔ほどじゃなくなる

正社員の必要性

僕が就職活動をしている時代(今から7年前くらい)は、
ニートという言葉が結構ネガティブな意味で使われていて(そういう気がする)、
内定がなかなかもらえないと「ニートになったらどうしよう」とか考えてました。

当時は「働く=正社員になる」という考えしかなかったので、
ニートになったら人生お先真っ暗感があったけど、
あれから7年たった今、ニートでも(会社に属していなくても)稼いでる人は数多。

むしろ、働きながらも稼ぎ方を知らない方がお先真っ暗のような気がしています。

2016年のニート数は約57万人

ニートは本来「NEET」の日本語読みで、
Not in Employment, Education or Training」の頭文字です。

日本語的に表現すると、就業も就学も職業訓練もしていない人を指します。

2016年のデータですが、ニート総数は約57万人で前年比+1万人のようです。

なぜニートになったのか(ならざる得ない状況なのか)までは区別されていないので、
57万人の方が全て就業意欲がないわけではありません。

正社員と非正社員の給料が逆転!?

ニートの他に、非正社員があります。
非正社員は主に、契約社員や派遣労働者、パート、アルバイトを指します。

厚労省の5月のデータですが、平成28年の非正社員の割合は約4割です。
年代的には、少子高齢化に伴い65歳以上の割合が増えてきているようです。
若い世代の中には敢えて正社員にならないという選択をしている方もいるんだとか。

なぜ正社員にならないかという理由のひとつにお金の面がありそうです。

記事にありますが、正社員に支払う給料は事実上固定費化している面があります。
利益を確保するために、固定費は下げた方が良いので、
正社員の給料を抑制する方向に動いており、かつ、残業も規制が強くなっている。

一方で、人手不足により非正社員への需要は高まっているようです。

派遣社員の料金やパートタイム労働者の賃金は市場メカニズムによって決まるので、供給がタイトになれば、当然、価格は上昇することになる。

会社に属しても属さなくても個の力を上げることが大事

データで動向を見ていると、今は正社員が安全という時代ではなくなっています
テクノロジーの進歩により、いろんなことが自動化されるようになり、
これまで仕方なく人を配置していた部分もロボットに置き換えることができる時代。

大規模なリストラが平気で起こる時代です。

一方、テクノロジーの進歩により会社に属さなくても個人で稼げる時代でもあります。
(こんなテーマで1記事かけるくらい)

仮想通貨やAI、IoTによりこれまでの価値体系が大きく変わろうとしています。
これからそんな変革がやってくるにも関わらず、
なんの武装もせずに立ち向かうのは少々危険な感じもします。

好きこそ物の上手なれではないですが、
自分の好きなことに投資し、個の力をつけることが必要な準備だと思います。

何かをきっかけに自分の好きな事を他人が評価してくれるかもわかりません。

正社員になることが働くということではない時代になっている今だからこそ、
市場にとっての自分の必要性(個の価値)を高めることに投資していきたいですね。

お金をかける(払う)というのは継続していくひとつの要素になりますから👇